溜まったレシートを、給料日前に渋々記帳するのはいつまでたっても治らない。
こんにちは、まとりです。
「お金がもっとあったらいいのにな」って思いませんか?
今日はそんな希望を現実にすべく、家計簿の分析入門編『家計簿を可視化して節約をガツっとしちゃおう!』って話です。
最近の家計簿アプリでも、グラフ化されるのが当たり前ではないでしょうか。
グラフ化する理由は何だと思いますか?
メリットは2つ。
・消費の抑制
・合理的な節約
詳しくは後述しますが、家計簿をグラフ化することで使いすぎと節約効果アップします。
という方でも安心。
家計簿に合うグラフ、不向きなグラフも教えちゃいます。
ただし、グラフ化しただけではお金は貯まりません。
グラフ化した後の節約行動も非常に重要です。
家計簿はあくまで家計収支のデータ。
節約するのはあなたの行動次第なのです。
っつーわけで、最後には節約行動もご紹介します。
この記事を読めば、
・家計簿を可視化するメリット
・家計簿におすすめのグラフ
・合理的な節約方法
が分かって、お金がもっと貯まる事間違いなし!
もっとお金を貯めたい
家計簿を可視化するメリットが知りたい
どんなグラフを使っていいのかわからない
家計簿を可視化するメリット
冒頭でも説明しましたが、家計簿を可視化するメリットは2つあります。
・消費の抑制
・合理的な節約
それぞれ解説します。
消費の抑制
クレジットカードで買い物して、請求がきてから焦ったことありませんか?
大金を使った覚えはないんだけど、買い物の回数が多かったのかなぁ。
そんな時、グラフ化してくれる家計簿があったら。
支出のグラフ化は余計な消費の抑えの役割を果たしてくれます。
予算の中でやりくりするお金の使いかた向きでもあります。
合理的な節約
そして私が最も強調してお伝えしたいのが、『グラフ化すると、合理的な節約の意識が強くなる』という事!!
今日はここがメインになりますので、詳しく解説します。
割合を元に節約する。
これが合理的な節約の心構えになります。
3割と言っても元金によって節約できる金額は変わりますよね?
1万円だと3千円
10万円だと3万円
100万円だと30万円
合理的な節約と言うのは、大きな金額から節約することを指します。
家計支出の中で、どの費用が一番割合を占めているのかご存じですか?
おおよその金額は知っていても、割合を知っている人は少ないと思います。
だからグラフ化する意味がそこにある。
割合を制する物こそ、節約を制すと言っても過言ではありません。
今すぐグラフ化して、どこを節約するのが最適解なのか確認してみましょう。
グラフ化すると、
散財の抑止力となる
割合で抜本的な節約が可能になる
家計簿の可視化にはアプリかエクセルがおすすめ
グラフ化に特化している家計簿と言えば、アプリ家計簿とエクセル家計簿の2種類。
手書き家計簿にはない、「自動計算」と「自動グラフ化」が強みです。
アプリ家計簿に関して言えば、レシートを写メするだけ、口座や証券口座などとオンライン管理なども可能と様々ですね。
楽々な自動計算
エクセルは、計算式(関数)さえ間違っていなければ、正確に自動計算。
最初は関数設定が面倒かもしれませんが、1度やってしまえばあとはコピペで使い続けることができます。
アプリは計算式すら入力する必要もありません。
計算の初期設定を含めると、アプリは本当にお手軽家計簿だと思います。
超簡単にノーミス計算!
グラフ化
アプリもエクセルも初期設定はあるものの、設定さえしてしまえばこっちのもの。
あとは毎月自動グラフ化。
なんて簡単、なんて楽チン。
グラフ化する敷居はそれほど高いものではありません。
アプリ家計簿かエクセルさえあれば誰だってすぐできちゃいます。
自由度の高いエクセルは超おすすめ
アプリかエクセルかで悩む方もいると思いますのでお答えすると、自由度はエクセルのほうが圧倒的に高いです。
理由は、アプリは多機能すぎるから
私がこれいいよと勧めた家計簿であっても、あなたが100%満足できるかと言えば答えはノー。
共働き、キャッシュレス主義、ポイント活動などお金の使い方は人それぞれ。
家計簿だって百人百様なわけです。
アプリは持ち運びやお手軽と言った利便性に富んでいますが、その反面扱いにくいというデメリットもあります。
銀行口座連携、クレジットカード連携など家計のあらゆる金融サービスと連携すると管理するのも一苦労。
家計簿の目的が資産把握や収支の記録であるならそれでもいいでしょう。
しかし「お金を貯めたい」、「家計を改善したい」という目的があるなら、家計収支一点に絞って自由度の高いエクセルをおすすめします。
エクセルならフォント、色、グラフの種類など自由自在。
10年以上前のエクセルの知識しかない私でも、十分使えました。
一から作るのが面倒な人にはネットで公開されているテンプレを活用するといいでしょう。
柔軟性の高いエクセルこそ、至高!
お試しで使いたいなら、買い切りエクセルがおすすめ
エクエルの購入から導入までをより詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてください。
計算もグラフ化もラクラク
自由度の高いエクセルは超おすすめ!
可視化に使うのは棒グラフのみ
家計簿の可視化に使うのは『棒グラフのみ』でオッケー!
月単位の短期分析は、棒グラフ。
年単位の長期分析は、100%積み上げ棒グラフ。
たったこれだけ覚えておけば、誰でも簡単に家計簿の可視化ができます。
棒グラフって何?
見るだけで全体を把握できるのにうってつけなのが、棒グラフ。
このように、全ての支出を横並びにして比較することができます。
ひと月程度の短期間での可視化が非常にしやすいですよね。
逆に年単位の長期間では、横幅が必要になるのでグラフ化のメリットは薄くなります。
棒グラフは短期間で使いましょう。
100%積み上げ棒グラフって何?
上限を100%として積み上げるグラフの事です。
複数の要素を一本の棒グラフに積み上げているため、構成比を一目で把握できます。
一番の特徴は、同じ大きさのグラフでたくさんの項目が反映できるところ。
支出項目の多い家計簿と相性のいいグラフとも言えます。
グラフの長さを固定しているので、とても見やすいですよね?
区分線を付けると、年間比較もしやすいです。
1年間以上の長期比較には、100%積み上げ棒グラフがピッタリ。
棒グラフでひと月の支出を比較しよう
100%積み上げ棒グラフで長期間の家計収支を比較しよう
割合表記でグラフ化しよう
グラフ化する際に「円」の数値か、「%」の割合の2通りあります。
節約をするなら割合表記をおすすめします。
金額表記だと、そっちに意識が行ってしまってうことってありませんか?
食材をまとめ買いしすぎたかなぁ。
来月はもう少し抑えようっと。
もっと他を節約したほうが効率的じゃない?
会計心理と言って、人は誰しも心の財布を持っています。
例えば汗水働いて稼いだ1万円と、ギャンブルで得た偶発的に得た1万円。
どちらも同じ1万円ですが働いて稼いだお金のほうが尊いと思いませんか?
それが心理会計です。
この無意識に働く感覚は、家計改善には邪魔でしかありません。
お金を貯めるのに大事なのは、感覚や感情などではなく、無駄を省くこと。
生活費8万円の中に無駄があったかもしれません。
でも、それより大金を無駄にしてはいないでしょうか?
小さな支出を見直すより、大きな支出を見直す。
割合表記にすることで、金額に惑わされることなく節約箇所を俯瞰的に見ることができます。
割合でグラフ化すると感情や金額に惑わされることなく節約できる
円グラフは可視化に不向きな理由
突然ですが、下の2種類のグラフはどちらのほうが比較しやすいでしょう?
まったく同じ割合をグラフ化したものでも、円グラフと棒グラフで全然違いますよね。
円グラフは比較要素が多ければ多いほど、視覚的にぼんやりします。
つまり、家計簿のように項目が多いデータに円グラフは不向きなんです。
円グラフの長所は、男女比較のような2つの項目しかない場合は非常に見やすいこと。
比較対象は多くても3つ4つが限界です。
もしアプリなどで円グラフしかない場合は、棒グラフ化だけ別に作成してみましょう。
項目の多い家計簿と、少ない項目の比較に向く円グラフは相性が悪い
可視化できたら節約に挑戦
グラフが出来上がったら、支出割合が多かった項目を真っ先に節約してみましょう。
割合が多い分、必ず効果の高い節約が見込めます。
沢山お金を使っているから、見直す。
これさえできれば一気に生活が楽になりますよ。
私も一番支出割合の高かった固定費を見直して、年間100万円も貯蓄が増えました。
普通の専業主婦でもできたんだから。
固定費なんて1回行動しちゃえば未来永劫節約し続けるよ。
どっちが面倒だと思うかだね。
残業が無くなるならそのほうが嬉しい。
固定費を削減して毎月節約
支出割合の多い項目で効率的な節約の実行
分析=グラフ化して、視覚的に現状を把握するってことです。
ここまでできれば、あとは節約行動するのみですね。
なぜ固定費を節約するのが合理的なのかをより詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてください。
どんな節約行動があるのか気になる方は、こちらの記事を参考にしてください。
節約難易度ランキング付けをして解説しています。