【虫歯ゼロ 0歳編】子供の歯磨きはいつから?やり方は?歯医者の決め方は?

30歳半ばになり「白髪が出始めてきたな」と猫を見ると、黒毛の飼い猫も白髪が増えてました。

こんにちは、マトリです。



子供が「虫歯にならない」、または「なりにくい歯」だったらどう思いますか?



虫歯にならないなら、ならないに越したことはない。

親としては一生ものである歯は、美しく健康的に保って欲しいと思いますよね。

今日は『子供が虫歯にならないための予防法、歯磨きの時期とやり方、歯医者のかかわり方(0歳児編)』の記事です。





出産するまでは歯なんて全く気にしてませんでした。

歯磨きは1日1回の時もあれば、しないまま寝ることも。

歯医者なんて虫歯になってから行く所って認識。

恥ずかしながら、これがリアルな生活だったんです。



ある日旦那から義兄が虫歯にならない人という話を聞いて、「めっちゃ便利じゃん!息子にもそうなって欲しい」と思った私。

息子が虫歯にならないように!と生活習慣を徹底。

するとあら不思議。

自分の歯も大事にするようになっていました。



幼稚園にも通い始めた4歳の息子は今のところ虫歯ゼロ。

私もここ6年、虫歯になっていません。



大人だって今から始めれば、必ず歯を大事にしておいて良かったと思える時が来ます。

小さいお子さんがいる家庭はもちろん、大人も始める虫歯にならない方法でもありますから、親子でレッツ チャレンジ!

こんな人におすすめの記事

0歳から5歳の子供がいる方

子供の歯磨きの経験談を知りたい方

子供に虫歯になって欲しくない方

虫歯菌を完全殺菌できるのか?

答えから言うと完全殺菌は不可能です。

虫歯菌の死菌には120度で20分間、消毒には100度で20分間の熱湯消毒が必要です。

できますか?

虫歯菌もろとも自分の命もなくなるでしょうね。


だから虫歯菌の完全殺菌は無理。



ただし、時間とお金さえかければ虫歯菌を除菌することはできます。

それが『3DS』という新しい歯科治療。

2000年に開発された予防歯科治療で、虫歯や歯周病に有効とされています。

➡【画像付きの詳しい処置法はこちら



7回程度の通院と2か月の自宅ケアが必要。

病院によりますが、実費2万~7万円程度かかります。(保険適用外)

1度行うと4~6カ月の持続効果があると言われ、副次的効果として口臭改善効果もあるそうですよ。



年間10万円をかけて虫歯菌を除菌するのは、決して高くはない先行投資です。

ただ「虫歯菌に感染しなければ」、「虫歯菌の数がもっと少なければ」予防費用は安くて済みます。

だからこそ、妊娠期間から我が子のためにやれることはやったほうがいいと思うのです。

ここまでのまとめ

虫歯菌を完全殺菌するのはほぼ不可能

「3DS」で一時的な除菌や抑制は可能だが時間とお金がかかる

【0歳から始める】
虫歯にならないための予防法4選

虫歯は一言で言えば「感染症」です。

虫歯菌は歯がない限り生存できません。

つまり、生まれたばかりの赤ちゃんは虫歯菌に感染していないのです。



ではどこから感染するのか?

感染元は親や同居している家族です。

箸やスプーンなど食器の共有や、離乳食時の口移しなどが原因。



乳歯が生え始める生後6カ月~8カ月ごろにかけて感染が始まります。

特に奥歯の生え始めから乳歯が生えそろうまでの1歳半から2歳半までが最も感染しやすく、「感染の窓」とも呼ばれています。



子供に感染させないために、4つの感染経路を断ちましょう。

 食器の共有をしない

 離乳食を冷ますとき「ふー、ふー」しない

 食べる時間と食べない時間をしっかり作る

 両親、同居する家族の虫歯や歯周病の治療を行う

食器やタオルの共有・キス厳禁

口にするものは必ず使い分け。

とりわけ用の箸や小皿の用意します。

スプーン、箸、フォーク、コップの使いまわしはしない。

同様にタオルも顔を拭くため共有すると感染する恐れがあります。

口へのキスは虫歯菌を我が子へ送りつけていると思ってください。

マトリ
小皿に盛ることで自分の食事が明確になるため、副産物的に食べ残しが無くなりました。

バスタオルは1人1枚使ってます。

食事を冷ますときの「フー、フー」禁止

ママが「フー、フー」して楽しい離乳食。

何とも微笑ましい光景ですが、感染予防からすると「フー、フー」は禁止です。

なぜなら離乳食に吹きかけた息にも唾液が含まれており、唾液には虫歯菌が入り込んで切る可能性があるからです。

マトリ
うちは冷蔵庫で事前に冷やしたり、うちわを使ったりしてました。

だらだら食べるのは禁止

ずっと口の中に食べ物がある状態、特におやつなどの甘いものをダラダラ食べるのは虫歯になりやすい口内環境です。

固形物もジュースも、食べる時間を決めましょう。


砂糖を食べると虫歯菌は酸を作り出し、歯を溶かしていきます。

それを防ぐのが唾液。

唾液は口内を食べた直後の酸性から中性に戻してくれる役割を持っています。

つまり、だらだら食いは常に口の中が酸性になるので歯を溶かし放題状態なわけ。

読者
でも食べ終わったら酸性だから歯は溶けてるよね?
マトリ
食後3~40分は溶けるけど、中性に戻った後『再石灰化』が起こって、前より硬くて強い歯に修復されるだって。
読者
自然修復するなんて人間ってすごい!

だらだら食べるから虫歯になるのね~。気を付けよ。
マトリ
おやつにチョコがラインナップされたのは2歳近くだった頃。

2歳まではおやつは甘いものは避けてたなぁ。

家族の虫歯を完治

虫歯菌は感染症ってことは、虫歯菌が多ければ多いほど感染リスクは高まるということ。

要は家族が虫歯菌だらけのお口だと、その子供もまた虫歯だらけになるという単純な話です。

だからこそ両親や同居家族が虫歯をしっかり治療することが大切になります。

0歳の時に大切なことは『いかに虫歯感染経路を断つことができるか』です。

 唾液感染をしない
 口内環境を整える
✔ 家族の虫歯菌抑制

0歳時点は、親や家族の強力が必要でしょう。

ここまでのまとめ

虫歯菌は親や同居家族から感染する

食器、タオルなどの共有、タオルの共有は禁止

唾液には虫歯菌が潜んでいる

虫歯菌が多ければ多いほど感染リスクは高くなる

子供の歯磨きはいつから始める?

乳歯の生える時期は個人差がありますが、生後5カ月~6カ月に上下の前歯から生えてくるのが一般的。

笑顔をみたときに「あ、生えてる」と気づくことができるでしょう。



歯磨きは、乳歯が生え始めたら始めましょう。

方法は2種類。

ガーゼか、歯ブラシを使う方法があります。



理想の歯磨きタイミングは朝昼晩。

最低でも朝食後、夕食後は歯磨きをしましょう。

おやつあとは水や麦茶、緑茶など糖分のない飲み物で口をリセット。

虫歯の栄養である糖分を残さないだけでも虫歯対策になります。

あと、歯の磨きすぎも歯茎を傷つけてしまうためやればいいってもんじゃありません。


0歳でうがいは特にする必要はありません。

歯磨き粉もうがいができるようなる1歳過ぎくらいから使えばいいです。

乳歯生え始めは濡れガーゼで歯磨き

前歯の乳歯が4本生えそろうまではガーゼで事足ります。


濡らしたガーゼを指に巻き付け、乳歯を軽く拭き掃除します。

家にあるガーゼでも良いし、市販品もあります。

歯茎は傷つきやすいので歯とガーゼが触れ合っているくらいで十分。

歯の裏側は特に汚れが溜まりやすいので、率先して拭くといいですね。

キシリトール入りで小さな乳歯も拭きやすい



1度使ったガーゼは使い捨てなら廃棄、手持ちなら洗濯をしてください。

乳歯が生えそろった0歳から使える歯ブラシ

前歯4本の乳歯が生えそろったら本格的に「歯ブラシ」にチャレンジ。

握りやすく、喉の奥に刺さらない安全なものを選びます。

歯ブラシを座ったまま持たせてかじれればオッケー!

転倒したり、うつ伏せ状態は危険です。

歯ブラシ中は特に子供から目を離さないように。



両手で握れて誤飲しない大きさで安心設計のかわいい歯ブラシ



痛くない何度もかじれる両面シリコン歯ブラシ
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乳歯は柔らかいので力はいりません。

歯をキレイにすることも大切ですが、食後は口の中を掃除するんだよという習慣づけをすることも重要。

嫌がって泣くようなら無理強いはしません。

唾液が良く出る時期なので、おやつや食事を決まった時間に与えているようなら虫歯にはなりにくいのでお気になさらず。


ただし、裏側は注意。

ミルクだと前歯の裏側が特に虫歯になりやすいです。


仕上げ磨きはできるようなら柔らかい毛のものか、ガーゼなどの柔らかい布でサッと拭きます。

ここまでのまとめ

乳歯が生え始めたら歯磨き開始の合図

0歳の歯磨きは濡れたガーゼ、もしくは歯ブラシをかじれば上出来

理想は朝昼晩、最低でも朝晩はする

おやつ後は糖分のない水やお茶を飲むだけでも虫歯になりにくくなる

前歯の裏側は虫歯になりやすいので要注意

かかりつけの歯医者はいつまでに決める?

かかりつけの歯医者は1歳までには決めておくといいですね。

「虫歯=歯医者」というよりは、歯の生え方や歯並びのチェックのように親として気になることを相談する場所としてかかりつけ歯科を決めておくと安心です。


また、こけたり転倒した際に歯が欠けたみたいな唐突なトラブルが起こらないとはいえませんよね?

かかりつけ医は歯科に限らず、早めに目星をつけておく方がいざという時、すぐに問い合わせができます。

読者
「小児歯科」と「歯科」って何が違うの?

子供なら小児歯科?

小児歯科と歯科は別物です。

内科と小児科が違うように、小児歯科は歯の生え変わりや顎の発達に重きを置き、治療方針は「正常な発達」を優先しています。

もちろん通常の虫歯治療も可能。

対象年齢は0歳~5歳くらいまでの未就学児というケースが多いようです。



一般歯科に行くもの決して間違いではないですが、子供の発達に関する専門性が高いのは小児歯科。

マトリ
我が家のかかりつけは一般歯科。

1歳の時から通っています。

ですが小児矯正も行ているので子供の扱いは慣れているし、歯並びの相談も気軽にできます。


病院の雰囲気や、診療内容を見て信頼できるかかりつけ歯科を見つけましょう。
ここまでのまとめ

かかりつけ歯科は1歳までには目星をつけておくと安心

小児歯科は子供の歯や顎の正常な発達に沿った治療をしてくれる場所

病院の雰囲気や診療内容などから信頼できる病院を見つける

マトリ
いかがでしたでしょうか?

虫歯にならないためには、親や家族の強力が必要不可欠。

共有することを避け、我が子が生涯自分の歯でご飯を食べれるようになれば嬉しいですね。