【変動費節約術 初心者向け】旦那のお小遣いはいくら?夫婦円満の小遣い術

Googleの検索トレンドでは「旦那 小遣い」に続く言葉は、「なし・いくら・電子マネー・相場」などが挙げられます。


お金問題をこじらせると、夫婦関係が悪化します。

ですからお小遣い制そのものや、金額は夫婦関係にも直結してくる問題でもあります。


今日は、我が家を例に夫婦円満の小遣い術についてご紹介したいと思います。

こんな人におすすめの記事

お小遣いについて悩んでいる方

少ないと感じる
夫婦喧嘩が絶えない
金額設定に悩んでいる

ではお小遣い制について、解説を始めましょう。

お小遣い制は夫婦が納得した上で導入する

散々このブログで何度も言っているワードですが、

ストレスを感じることはやらない

これが最重要です。



そもそもお小遣い制が嫌いな方も世の中にはいます。

他人があーだ、こうだ言う必要は全くないです。

ただし、夫婦間でお互いが納得していなければ小遣い制を導入してはいけません。


理由は簡単で、相手にとってプラスにならないからです。

家計にとってプラスであったとしても、長い目で見るとご主人のストレスは溜まり続けるでしょう。

まとり
このブログではストレスを徹底的に無くすことで、生活水準を上げることに注力しています。

「面倒くさい=ストレスが溜まる」なんですよね。

人が嫌がることは強制しない!

お小遣いを真っ先に削らない

お金はあくまで道具の一つです。

パートナーより、価値はありません。

ここをはき違えてしまうと、夫婦関係に亀裂が走ります。

殆どの人にとって、仕事はやらなくてもいいならやりたくない作業です。

それでも仕事をするのは、報酬がもらえるからですよね?


では、その報酬すらなくなったらどうですか?


お小遣いは息抜きのお金です。

休憩をしないまま、走り続けれる人なんていないですよね。

まとり
まずは人を大切に。

お金に使われるような人間にならないように気を付けましょ。

夫婦円満のお小遣い術

我が家も過去に、お小遣いについて幾度となく話し合いを重ねてきました。

その中で自分なりに試行錯誤して、やっと辿り着いたのが以下のルールです。

① お小遣いは出来高制にする
② 使い道に口出ししない
③ 会社経費は2回に分けて渡す
④ おねだりは厳禁
⑤ 金銭感覚を一致させる

一つずつ解説していきたいと思います。

① お小遣いは出来高制にする

一律より出来高制のほうが、給料明細をみるのが楽しくないですか?

まとり家は

子供や住宅の手当を差し引いた

手取り額の10%

と言うルールです。

資格手当や残業代の10%は毎月お小遣いになります。

頑張った分だけお小遣いが増える。

分かりやすい仕組みです。

まとり
モチベーションが上がるようなお小遣いになるといいですよね。

② 使い道に口出ししない

お小遣いの家計簿処理としては「浪費」の「お小遣い」という支出項目に分類されて終わりです。

そこをさらに細かく管理する必要はありません。


だから何に使おうが主人の勝手です。

お金を使って気分転換してもらう目的で渡しているのですから、気持ちよく使ってもらいましょう。

さらに言うなら個人的に、レジットカードや電子マネーでお小遣いを渡すのはおすすめしません。


例えば『クレジットカードの利用明細で、ご主人がソーシャルゲーム課金にお小遣いを全額使っていたことが判明した』と想像してみてください。


文句を言いたくなる気持ちが沸きませんか?

それをグッとこらえ続ける自信はありますか?

ストレスは溜まりませんか?

家計簿の記帳が面倒になりませんか?




見なければ、知らなければ文句を言いたくもなりませんよ。


何に使おうが本人の勝手です。
まとり家のお小遣いは、現金支給のみ。

家計簿の記帳も楽です。




「クレジットカードや電子マネーだとポイントが貯まるからお得」

という意見もあるでしょう。

私はお得感より、ストレスが溜まる方がよっぽど健康や夫婦関係にとって悪だと感じます。

まとり
相手を信頼すること。

信頼できる仕組みを作ること。

それが大切だと思います。

③ 会社経費は2回に分けて渡す

まとり家では月々のお小遣いのほかに、ボーナスの時もお小遣いが発生します。


昔はボーナスによるお小遣いはなかったんですが、あることがきっかけで渡すようになりました。



うちの主人はゼネコン関係の仕事をしています。
未だに接待や、飲み会が頻繁にある業種です。

当時はクレジットカードを渡してあったんですが、「付き合い」にかけるお金が月に10万円いったりする月もあり、これで夫婦喧嘩になったことがあります。


それがきっかけで、家計簿を元に年間会社経費を算出。
夏と冬のボーナス時に分けて、会社経費を支給するようにしました。

管理はすべて、主人に一任してあります。


こうすることで、

・お小遣いのやりくりを考えるようになる
・領収書の提出漏れが少なくなる
・家計の支出が安定する

という3つのメリットが得られます。


主人もお金に興味をもってくれるし、私も家計が安定することでストレス減!

まとり
お金で喧嘩しつづけるよりも、どうしたらストレスを感じないようになるか。

その提案がお互いできるといいですね。

④ おねだりは厳禁

お小遣いを多めに渡している代わりに厳守するルールが存在します。

一切の補填をしない

というもの。

お小遣いの前借りや、足りないから貸してといったようなお願いは一切聞き入れません。



家計のお金は無限にあるわけではありません。

お小遣いが底をつけば、ないものはないんです。



その為にも、お小遣いの金額設定は高めにしておきます。

十分な額を渡すからこそ、補填の拒否に慈悲は必要ありません。

自己管理ができなかった主人の責任です。

まとり
貯蓄をするためには、自身にもパートナーにも、甘やかしはしないことです。

⑤ 金銭感覚を一致させる

夫婦って価値観や、方向性が同じだと負の感情って生まれにくいと思うんです。

どのジャンルでも夫婦の価値観がかけ離れすぎると、喧嘩が頻発、最終的には離婚になったりします。


だからこそ、一致させるのってすごく大事だと思うんです。


同じレベルであり続けるとでも言いましょうか。

会話一つとっても、0から説明するのと、5から説明するのとでは話す側の手間も違うじゃないですか。

金銭感覚の一致 = ストレスを感じにくい

と言いたいんです。




まとり家の場合は、株式投資をきっかけに金銭感覚の一致に成功しました。

元々は私が浪費家でしたが、出産を機にお金の勉強を始めました。

その中の一つで、主人に投資をすすめました。
口座も解説していたんですが、半年くらいはほったらかし。
それが今では、お小遣いのやりくりとして、投資でお金を増やしているようです。


お小遣いで投資をしているので、家計には全く問題ありません。
お金が減ったとしても、投資で学ぶことは数多くあります。


夫婦の会話も今では日経平均株価や為替、海外のニュースなど経済に関するものが多くなりました。


こうして同じ価値観になると、無駄だなと感じるお金の使い方や、逆にいいねという支出の感覚が似てきます。

価値観が似ているので、話も短くて済みます。



あくまでこれは「まとり家の場合」です。

「投資」が超おすすめ!というわけではありません。




あなたのパートナーの性格に合わせて、どうやったら価値観の摺り寄せができるかな?

そんなふうに考えてみましょう。

他人はそう簡単に変えることはできないので時間がかかりますし、それが実にならないかもしれません。

相手が考えるきっかけづくりをするくらいが精々です。


どうしても価値観の摺り寄せができない場合は、家計管理能力がある方に任せましょう。

まとり
コミュニケーションすらも面倒になってしまう前に、普段から意見交換してみましょう。

相手の意見を認めるのも大事です。

お小遣いを多めに渡すメリット

パートナーが家族思いだったり、奢るのが好きという特性持ちの場合、

外食費や娯楽費をお小遣いから出してくれる

こともあります。


まとり家は完全にこのタイプです。

主人は外食費や、子供へのプレゼントなどをお小遣いから支払ってくれます。

お小遣いが少ないときは、こういうことは一切ありませんでした。


人に喜んでもらえるという満足感が主人は得られるし、私は家計支出が抑えられるという2つのメリットが発生しました。

まとり
「テイク>ギブ」という精神の持ち主には、割り切って付き合いましょう。

求め続ける人は、もらえるもの以上を人に還元することはありませんから。

お小遣いに何が含まれる?

これは家庭によって様々だと思うので参考程度に、まとり家の場合をご紹介します。

主人はギャンブル・タバコ・お酒・ソーシャルゲーム課金は、全くしません。

・昼食代
・会社での交際費
・コンビニなどの買い食い
・自身の趣味(主に漫画)


散髪代、スマホ料金、被服費、仕事用品などは家計から支出です。

専業主婦のお小遣いは必要?

お小遣いがあることでストレスが軽減されるのであれば、あってもいいんじゃないですかね。

どれくらいの金額が必要になるかは、個人や家計次第なのでいくらというのはありません。

専業主婦だからと言って、お小遣いが無くて当たり前だとか、あったほうがいいというのはありませんね。




あくまで私の場合ですが、お小遣いはありません。

本当に物欲がないんですよ。


衣服も3~4年買ってないですし、化粧も自宅にいるならしません。
着飾ることに特に興味がありません。

友人も遠く離れた地元にしかいないので、交際費もかかりません。



子供の誕生日プレゼントなどは、家計から支出ですし。

出先でガチャガチャみたいなおもちゃを買い与えることはしません。

うちでは子供を甘やかすのは、主人の担当ですからお任せしています。




個人的に欲しいものがあったときは、楽天ポイントを消費して買っています。

正直、お金より自由な時間が欲しいですけどね。

まとり
いかがでしたでしょうか。

お小遣いは家計や人柄によっても設定金額は様々です。
設定金額の参考になれば幸いです。

金銭感覚についてより詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてください。