こんにちは、まとりです。
以前、緊急帝王切開による出産体験談の記事を書きました。
「まだ読んでないよ」
「陣痛から出産までの流れを知りたいな」
っていう方は、先にこちらの記事をお読みください。
そして今回は、産後の入院生活レポートになります。
リハビリはいつから始まるの?
歩けるようになるのはいつから?
自然分娩とどんな違いがあるの?
帰宅してからの生活は大丈夫?
など一通り感じたことをまとめました。
記事の最後には帰宅してからとか、痛みはいつなくなったのかなども書いています。
産後の体調は個人差があります。
あくまでも一個人の経験談として、参考にしてもらえるとうれしいです。
帝王切開の入院生活を知りたい人
帝王切開で子供に会えるのはいつ?
麻酔マスクで眠り、出産後の処置をして病室へ。
断片的な記憶がありますが、意識は朦朧としているので正しい記憶なのかはわかりません。
一度起こされて、病室に行くまでに2度寝したと思います。
一方旦那は、
はっきり意識が戻るのは、3~4時間後だと思いますよ。
その間ちょっと仮眠取ってきます。
看護師さんに目覚める時間を聞くと、旦那は車へ戻り、数時間の仮眠をとりました。
4時間後、目が覚めると旦那が既にベッド横に。
私はまだ下半身の感覚がありません。
弾圧ストッキングをはいており、足のむくみ取りマッサージみたいなのも稼働中。
ちなみにフットマッサージ機は、翌日の朝までつけっぱなし。
18時半ごろ
息子は新生児ベッドの中にいれられたまま、運ばれてきました。
また19時ごろきますね。
何かあったらナースコールしてください。
こうして術後初めての親子団らんの時間となりました。
体を起こすことはできませんが、私の横に息子を寝かせてもらって、ほんの少し添い寝。
旦那は「首が座ってないから抱っこは怖い」と写真担当。
自分が母親になったという自覚はあまりなかったですが、健康に生まれてきてくれたことに感謝しました。
19時過ぎには息子は新生児室へ。
旦那も自宅へ帰っていきました。
帝王切開した日のうちに親子団らんができた
旦那の仮眠タイミングは、嫁の麻酔が覚めるまでの3~4時間程度
手術当日の夜、子供は新生児室でみてもらう
帝王切開当日の夜 辛かったことは喉の渇き
私が術後、最もつらかったことは『水分制限』。
個人的にはリハビリより嫌で仕方ありません。
術後24時間は何も飲食厳禁になります。
これは帝王切開だけならず、他の手術でも同様。
過去に私は腹腔鏡手術をしたことがありますが、その時も同様、喉の渇きが一番苦しかったです。
帝王切開でも、腹腔鏡手術のときも、看護師さんにお願いすると水で口をゆすぐことはできました。
口に含んだ水を飲みたい!!
でも出さなきゃいけないっていうのはねぇ~、辛いっ!
口の中が渇きすぎて喉の奥が痛いんですよね。
自分の唾液でなんとかしたいんですけど、口の中がカラッカラなんです。
なぜだろう?
というわけで、ネットで調べてみました。
麻酔手術をする前に唾液の分泌を少なくする注射をするんですって。
手術を円滑に進めるための必要な注射のようです。
乾燥具合をわかりやすく例えるなら、【乾燥しきった部屋で口呼吸して寝て起きた】ってくらいカラッカラ。
寝ようと思っても何度も目が覚めたり、寝付けなかったりしました。
だから、できれば濡れマスクを用意しておいた方がいいと思います。
気休め程度ですが、ないよりはあったほうが良い!
もしくはタオルを濡らして口の上に置いておくか、ですね。
あまりに喉が渇きが我慢の限界を超え、口をすすぐはずの水をほんのすこ~し飲んだら
ゆすぐだけですからね。
と、注意されちゃいました。(当たり前)
ごめんなさい。
あの喉の渇きは何度味わっても苦しい。
24時間が長く感じます。
麻酔を使う手術は喉が痛くなるほど乾く
濡れマスクを用意しておくといい
術後1日目 リハビリ開始
術後1日目の午前中からリハビリは始まります。
看護師さんが1人、ついてくれるので安心感はあります。
「〇〇してみましょう」と目標を掲げてくれるので、ゲーム感覚で取り組みました。
まずはベッドで寝ている状態から座るのが目標です。
ベッドの鉄柵を頼りに腕の力で起き上がります。
次は歩行訓練。
トイレまで行くのが目標です。
病室を右に曲がり左手側にすぐトイレがあります。
普通に歩けるなら片道1分もかからないほど近距離。
ですが、尿カテーテルを取るにはトイレまで自力で行けなければお話になりませんから頑張らなければなりません。
ベッドから立ちあがり、点滴とか尿パックがぶら下がってるスタンドを片手に廊下の手すりをつたってゆっくり歩きます。
こういうところはクソ真面目で、負けず嫌いという性格のおかげで、リハビリ初日で病室とトイレの往復はできました。
20分くらいかかりましたけどね。
『歩行できた』といっても、背筋をピンとして歩くことはできませんよ?
腰の曲がったおばあちゃんみたいな感じでとぼとぼ歩くのが精一杯。
背筋を伸ばそうものなら激痛が走ります。
ついでに咳やくしゃみ、排便などの腹筋を使うようなものは全て痛みが伴います。
『普段の生活でこんなにお腹って動いてくれてんのね』っていうくらい事あるごとに激痛を感じるのは帝王切開ならではの辛みです。
腹腔鏡手術の時の歩行訓練と術後を比べれば、圧倒的に開腹手術のほうが辛かった。
ちなみに点滴スタンドはどこに行くのも一緒の相棒になります。
痛み止めも点滴からなので手放せません。
トイレに行くときもこいつは一緒。
褒められて伸びるタイプなので、こんな言葉を真に受けてリハビリめっちゃ頑張れました。
しかし、尿カテーテルはまだ抜けず、残念。
ふと廊下の先に視線を送ると、自然分娩で出産した人たちがスタスタ歩いていました。
と、ちょっぴり羨ましかったです。
入院期間も帝王切開だと長引きます。
自然分娩の入院日数全国平均6日に対して、私は9日間も入院しました。
飲食の解禁がされる
朝の診察が終わると、水分摂取が可能になります。
病院に来た日以来、やっと水が飲めるぅぅぅ!!!
あのポカリの味は忘れない。
さらに、お昼は食事も始まります。
5倍粥だけですが、久しぶりの食事でちょっと嬉しいです。
お義母さんがお見舞いに来てくれた
祝日だったこともあり、リハビリ中に旦那とお義母さんがお見舞いに来てくれました。
出産の報告を受けたお義母さんは、朝一で新幹線に飛び乗ったんですって。
ありがたいことです。
すでに歩いている私の姿をみて、二人とも驚いていました。
息子は歩行訓練後に私の部屋に連れてきてもらいました。
外から来たから変な菌うつしちゃうといけないし、顔を見れただけで十分だから。
めっちゃ謙虚なお義母さん。
こちらがへりくだっても、さらに謙遜されて結局眺めるだけでした。
それでも「かわいいねぇ~」と息子を絶賛してくれました。
4時間もかけてきてくれたのに、息子優先思考なお義母さんは聖母様。
旦那は私の身の回りの事をあれこれやってくれて、本当に助かりました。
和やかな時間が過ぎ、お義母さんはその日のうちに岐阜に帰っていきました。
母子同室のスケジュール
母子同室の一般的なスケジュールは大まかにこんな感じ。
時間 | 内容 |
---|---|
6:00 | 病院の点灯時間 血圧・体温・点滴などのチェックをされる |
6:00~7:00 | 息子を新生児室へ預けに行く 着替えや体重測定などの体調管理などをしてもらう |
8:00~11:00 | 1人の時間 朝食やリハビリ、仮眠等をこの間に済ませる 11:00には「息子さんの迎えお願いします」とベッドのスピーカーから連絡が来る |
12:00 | 新生児ベッドの息子をチラチラ見ながら昼食 |
この間はリハビリと息子のお世話 退院間近になると講習を受ける日がある 講習内容はミルク作り、沐浴指導、産後の生活や相談所案内など | |
18:00 | 新生児ベッドの息子をチラチラ見ながら夕食 |
21:00 | 消灯時間 |
翌朝まで | 授乳・ミルク・オムツ交換など ほぼ寝れない 寝れても1~2時間程度で朝を迎える |
術後1日目。
いつかはそうなるとは思っていたけど、昨日腹切ってすぐ!?
ちょっと口ごもった私を見て、
まとりさんは混合希望だけど、母乳は母子のふれあいは多い方が出やすくなるから、明日からは夜も頑張ってみましょうね。
自分の子は自分で面倒を見るのが当たり前。
それは頭で理解しています。
でも今の自分の体調と、初めての育児の戸惑いで、術後すぐ母子同室になる勇気まではないヘタレ新米ママ。
術後1日目の母子同室は13時~17時までにしてもらいました。
「明日からは完全母子同室かぁ。眠れるうちに眠っておこう。」と夜はぐっすり寝ました。
夕食から常食になる
朝と昼は全粥、夜から常食になりました。
ご飯が食べられることに感謝。
術後1日目で歩行訓練が開始する
自然分娩と比べて、帝王切開の方が3日ほど入院期間は長い
リハビリは割としんどい
面会は可能
母子同室は術後1日目からできるが、ママの体調次第
術後2日目 母子同室開始
新生児ベッドいいる我が子がいる日常にまだ慣れず、不思議な感覚です。
母子同室の過ごし方は、子供の世話以外はほぼベッドの上でした。
新生児室へ行ったり来たりして、歩行訓練を兼ねた良いリハビリです。
未だに腰を曲げて歩いてます。
初めての育児で息子の求めることが分からなかったり、抱っこに不慣れで泣かせてしまったりすることが多々ありました。
それが嫌で、日中息子が寝ている間は「こんな仕草や泣き方をしたらこうするといいよ」みたいな育児解説サイトをネットサーフィンしていました。
ママの抱っこや授乳なら、『魔法のようにピタっと泣き止んでくれる』と思ってた自分は甘かったですね。
私が抱っこしても泣き止まず、助産師さんが抱っこするとすぐ泣き止んでましたよw
これが地味に傷つきます。
母親なのになぁ~。って考えこんじゃうんです。
シャワーもこの日から解禁。
がしかし、あろうことかバスタオルを持ってきていないことに気づきました!
旦那にラインして明日持ってきてもらうことに。
夜に新生児が泣き止まない
私にとっては入院生活最大の試練。
それは夜泣き。
この日は何しても本当に泣き止んでくれませんでした。
唯一泣き止んでくれたのは、抱っこしたまま立ってユラユラしてあげている間だけ。
生後2日の息子のゆりかごと化す私。
スキを見てベッドに寝かそうと思いますが、背中スイッチ発動(ベッドに置いたらすぐ起きる現象)で更にギャン泣き。
4キロオーバーの息子の泣き声は、そりゃ~ビッグボイスです。
同室の人に小声で文句言われ、メンタルが病みました。
結局、一睡もすることなく立ったままゆりかごベッドをやり続けました。
産後メンタルと、同室の人の文句で精神ボロボロ。
一晩筋トレやってたので身もボロボロになりました。
大部屋のトラブルについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
術後2日目から母子同室
シャワー解禁
夜泣きで身も心も既にやられる
術後3日目 ホームシックと旦那が恋しくなる
昨晩のせいで腕と腰と背中が筋肉痛。
相部屋の人の小言が気になって、ホームシックになりました。
面会時間が過ぎた19時半ごろ、旦那がバスタオルを届けに来てくれました。
スーツのまま来てくれた旦那をみて、本当に家に帰りたくなって泣きそうな私。
同室の人の話をすると、
個室空いてるなら、すぐ個室にしてもらったら?
余計なことに精神すり減らさなくて済むなら、お金はかかっても関係ない。
せやな。限界になったら言おうと思う。
はよ、家帰りたいわぁ。
個室にしてもらうことも検討しつつ、旦那との別れが本当に寂しかったです。
看護師さんに昨晩は夜泣きで全く寝れなかったという話をすると、
そういう時は頼ってもらって大丈夫ですよ?
今晩はお子さんは新生児室へ預けて、ゆっくり寝てはどうですか?
看護師さん、優しい……。
お言葉に甘えて夜だけは看護師さんに預けました。
それでも母乳は与える必要がありますから、夜は起こしてもらって授乳室へ向かいました。
朝5時、新生児室へいくと、息子はオムツがパンパンでもぐっすり眠っていました。
毎晩これぐらいねてくれたらなぁ~……。
母親なのに泣かせてしまう。
そんなジレンマの中、夕方になる度に憂鬱な気分になるようになります。
尿カテーテルをとる
歩行もできるなんとかできるようになったので、午前中のうちに尿カテーテルを外しました。
ベッドサイドに腰かけて、看護師さんに処置してもらいます。
痛みなく取れて一安心。
この数日、尿意を感じないのも変な感じでしたね。
産後は情緒不安定になりがち
辛いときは看護師さんに頼ろう
術後4日目 帝王切開後初めてのシャワー
息子が体調管理とかしてもらっている間に、産後初のシャワーを浴びました。
え?それまで風呂入ってない間どうしてたのって?
おっぱいだけはタオルで拭いてました。あとは我慢w
こうならないように、バスタオルはちゃんと用意しておきましょう!
体が臭くなります。
後から調べてみましたが、体が不潔だと傷口から感染症にかかるリスクもあるみたいです。
産後の体は帝王切開だろうと常に清潔に。
ちなみに術後の傷口はまだ見れていません。
なぜなら、テープみたいなものが貼ってあるからです。
無理やり剥がさないでください。
でも、自然と剥がれてしまったら取ってもらって大丈夫です。
半分はもう剥がれてたので、潔くテープをはがしてシャワーへ。
傷口は想像より小さくて約15センチくらい。
ちょっと盛り上がった状態で縫合と、ぶっといホチキスで止められていました。
こういうのを見るのは何とも思わないですが、傷口が閉じているかは疑問です。
そこだけ心配でしたが、お湯や石鹸で傷が痛むことはありませんでした。
ボディソープを泡立てて、腹部は泡洗浄。
体を拭くときもポンポンと柔らかくタオルで押さえる程度。
思っていたより普通でびっくりです。
何はともあれ、やっと体を洗えてキレイさっぱりしました。
個室へ移動
「同室の人と一緒の空間にいるのが無理だ」と思った私は、夕方にできるなら個室に行きたいと看護師さんに相談しました。
「今日中は無理かも」と前置きがありましたが、夜になって「個室が用意できました」と移動できることに!
1人部屋での育児はそれはそれは気楽。
慣れない育児や泣かせてしまう不甲斐なさはあるものの、周りに気を遣わなくてもいい環境です。
産後初めて心から笑えた気がしました。
帝王切開の傷口にはテープが貼ってあり、傷口は見えない
傷口を刺激しないようにする
初めての出産は個室にしたほうが楽
術後5日目 個室で楽しく育児
個室になってから息子に話しかける回数が増えました。
ベッドも柔らかかったです。
息子が泣いても「すぐ泣き止ませなきゃ!」っていう焦りがないって言うのが最高!
息子は便秘気味でしたが、育児に前向きになれました。
『オムツは寝ているときにしたほうが泣く確率が低い』という発見をしました。
この日くらいから背筋を伸ばすことが徐々にできるようになります。
個室の母子同室でちょっと余裕が生まれた
術後6日目 命名に悩む
土曜日、両親と旦那がお見舞いに来てくれました。
旦那、初めてのミルクあげ体験。
おどおどしながらも嬉しそうな旦那。
ゲップのやり方も教えつつやりますが、そろ~りと撫でるのでゲップが出ない。
もっと下から上に強めにさすってもいいよと言っても、丁重に息子を扱う旦那でした。
うちの両親も新生児だからまだ抱っこは良いよと謙遜されました。
母は退院後、ひと月ほど家で寝泊まりしてくれる予定です。
退院の日時などの話も済ませました。
久しぶりに人と会うと、すごくしゃべりたい欲求があふれてきました。
誰かが来てくれる。
それが入院生活中最大の楽しみだったように思います。
両親が帰った後、旦那と二人で名前の話をしました。
いくつか候補は既に決まっていましたが、いざ命名となるとさらに悩みます。
この日は決める事ができませんでした。
赤ちゃんの名前は、生まれた日から14日以内に届け出ることになっています。
まだ時間はあるものの激務の旦那に届出をお願いするため、ギリギリになるのは避けようと思ってました。
病院から支給されたオムツも使い切りそうだったので、旦那におつかいを頼みました。
沐浴やミルクの作り方の講習を受ける
講習を受けたのは、2名だけでした。
私と、20代の小柄でかわいらしい新米ママ。
隣の個室の人で、お互い初めての出産という事もあり、話が弾んですぐ仲良くなりました。
沐浴は2日にわたって講習を受けます。
1日目の今日は、助産師さんが沐浴させているところを見ました。
使われたのはうちの息子。
多分、大きかったから入れやすかったんでしょうな。
翌日は個別で実際に沐浴に初チャレンジ。
助産師さんがフォローしてくれるのでいいですが、これが帰宅してから毎日一人でやると思うとあまり自信はありませんでした。
ミルクの講習は、粉ミルクと固形ミルクの説明や作り方を教えてもらいました。
お試しとして固形ミルクを1箱貰ったかな。
哺乳瓶を用意していないので、退院するときに買おうと決意しました。
祝い御前というチッリな夕食
この日は立地な祝い御前という食事でした。
お世話になった市民病院では、お祝い御前が出されます。
5日目か6日目どっちに食べるかを自分で決めます。
好物は後にとっておく私は6日目にしました。
出産、無事退院おめでとうございます。っていう趣旨の豪華な病院食。
体によさそうなバランスの取れた食事なのはもちろん、どれも美味しかったです。
ちなみに、入院中食べた常食も全部おいしかったですよ。
『病院食はマズイ』ってのは昔の価値観なのかもしれません。
お見舞いに来てくれた人と話すのが何より楽しみだった
子供の名前は生まれて14日以内に届出する
講習は一通り受けて、あとは自宅で実践あるのみ
病院食は美味しかった
術後7日目 名前決定
午後に旦那がやってきました。
頼んでおいたオムツを持ってきてくれて感謝!
今日は『名前を決めよう』と夫婦で決めていた日です。
候補2つで迷い、お義母さんに電話。
その結果、名前が決定しました。
旦那が決まった名前で息子に呼びかけると、寝ながらニタァっと笑いました。
名前が決まって安心する反面、とても寂しい感情になりました。
お腹の中にいたころ、息子に仮の名前を付けて呼んでいました。
その名前とお別れかと思うと、名残惜しいというか、感傷的になっちゃいましたね。
産院からもらったオムツは入院生活が長いと足りないかも
ちょっとした変化でも情緒不安定な時だと悲しくなりがち
退院日 ホチキスの抜糸と出産費用
待ちにまた退院日。
8時頃に若い先生と看護師がやってきました。
ちょっと痛痒いかもしれませんが、すぐ終わりますよ。
麻酔ないんだ。痛かったらヤダだなぁ~。
とか思いつつ、仰向けになったままホチキスの抜糸が始まりました。
『パチン、パチン』
ペンチのようなもので針金を切断する音が聞こえます。
「もしかしてだけど、人のお腹でDIYをやってんじゃないの~?」って心の中でツッコミ入れたくなりました。
痛みはチクっとする程度で全然平気です。
ものの数分で処置完了。
糸は自然溶けるからそのまま。
9時半には退院の準備を全て終わらせ、帰る気満々の私。
旦那が迎えに来てくれて、息子をひよこのタオルに巻きました。
4月前でも冷たい風がふくのでお包みは必要だと思います。
タオル生地のものを選び、帰宅後はバスタオルとして使用しました。
お世話になった看護師さんや助産師さんに挨拶をして、会計へ。
緊急帝王切開・入院日数9日でかかった費用は、27,522円。
思ったより安く済んで驚きました。
後日、高額療養費制度の支給などもあって、トータルで14.5万円のプラスとなりました。
退院当日にした事
帰宅前に、西松屋でミルクや哺乳瓶を買って帰宅しました。
家に着いたのはお昼過ぎで旦那はヘトヘト。
私は猫の毛が気になって、真っ先に子どもを寝かせる場所のカーペットをコロコロしました。
余談ですが、子供が生まれるまで掃除機なんて1カ月に1回くらいしかしなかった私が、
出産してからというもの朝晩掃除機をかけるようになりました。
あまりの変わりように親族一同唖然です。
産後に神経質や潔癖になるママは多いようです。
子供が一番だから、そりゃ、そうなりますて。
13時頃には旦那は一人、市役所に行って届出や手続きをするため外出。
この日は混雑していたらしく、夕方までかかってました。
母も家にうちに来てくれて、やっと自宅でゆっくりできる環境に。
帝王切開の気になるQ&A
適当にネットから拾ってきた帝王切開の質問に対して答えようと思います。
ただ計画帝王切開で出産した友人が一人、麻酔の効きが弱くて痛かったという子はいました。
麻酔の先生や自分の体次第なのかもしれません。
体的には、ベッドから起き上がるのがまだつらい。
低いベッドだと腹筋を使うから余計辛いかも。
看護師さんに要相談です。
4年経った今は白っぽい跡で古傷のようです。
シクシク傷口が痛むときはずっとありました。
3年半以降になってから痛む回数は減ったと思います。
帝王切開してからお腹は弱点になりました。
あとは自分で加減して飲みます。
無理して耐えるメリットってほぼないので、処方箋を正しく使う範囲内でガンガン使ったらいいと思います。
私は4年かけて出産前の体重に戻りました。
特に