こんにちは、まとりです。
家・保険・車は人生の金食い虫トップ3って言われますよね。
車を持つとこんな悩みが出てきませんか?
車の維持費をどうにかして安くしたい。
新車か中古車、どっちが良いのかな?
10万キロをこえたら買い替えしたほうが良いのかな。
今日はそんな方を対象に、【中古車のセダンを買って、10年間乗り潰した維持費を公開】記事です。
車の買い方、乗り方の一つとして参考にしていただければと思います。
車種・グレード別の維持費シミュレーションもご紹介していますので、よろしければ最後までお付き合いください。
中古車の購入を考えている人
乗用車の維持費を知りたい
ディーラーで中古車を買う
旦那が車が好き。
車を選んだのも、買ったのも旦那です。
車を買った当時は私はお金に無頓着だったので、何も関与していません。
私は環境的に車があったほうが便利という単純な理由で、車の購入に賛成しました。
10年近く乗れているので結果オーライ。
車に詳しい旦那に感謝です。
車種と用途
車種 | スバル レガシィB4 2.0R |
購入時の状態 | 10年落ち 走行距離4万キロ |
購入価格 | 120万円 (本体価格100万円・諸費用20万円) |
支払い方法 | 2年ローン ボーナス払い有り |
環境 | 最寄り駅まで徒歩20分 自転車があれば生活はできる |
用途 | 年1~2回の帰省 月に3~4回の買い物 週末のお出かけ |
今年で10年目に突入した愛車B4ですが、オドメーターは17.8キロになりました。
年間走行距離は約14,000キロです。
B4の購入元はディーラー。
もともと乗り潰すそうと夫婦で決めていたので、旦那はディーラーで買ったそうです。
中古車はどこで買う? 3つのルートご紹介
車の購入ルートは大きくわけて3つあります。
簡単にではありますが、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
●ディーラー ➡ 品質重視向け
厳正なメンテナンスと、純正パーツを使っているため安心安全の高品質中古車が買える。
その代わり他の中古販売店に比べると割高になる。
●中古車ショップ ➡ 一度にたくさんの車種を比較して安く買いたい人向け
大手中古車販売店はズラーっと車を並べてあって、1店舗で簡単に比較ができます。
価格もお手頃なものが多いです。
車の状態は自分でチェックしたほうがいい。
購入後はディーラーほどの専門的なメンテナンスは見込めない。
●車専用ネットフリーマーケット ➡ 激安で買いたい人向け
個人間で車を売買するネットサイトです。
余計な経費が発生しないので最安3万円からという激安で車が買えます。
ただし、ノークレームノーリターンというルールが多く見受けられます。
どんな車なのかは、買ってみないと分からないという不安は感じることでしょう。
そんな中、大手中古車販売店ガリバーは「あんしん90日保証」と「返品サービス」があります。
➡【ガリバーフリマ】をチェックしてみる
車を買うルートは大きく分けて3つある
・ディーラー
・中古車販売ショップ
・ネットフリーマーケット
車に何を求めるか、どこを妥協するかで購入先は変わってくる
スバルB4の維持費
昨年の車両維持費は約66万円の維持費がかかっていました。
……。
どひゃぁ~~っ!!
10年乗れば660万円もかかるよー。
10年でどれくらいかかるのか知るため、自動車にかかる維持費計算のシミュレーションサイトを利用してみました。
➡【自動車ランニングコストをシミュレーションしてみる】
車種が全く同じものがなかったので、似た車を採用しました。
シミュレーションは詳細モードです。
家計簿から平均コストを算出したので、実際にかかった金額に限りなく近いです。
こちらのサイトをベースにして、さらに含まれていない支出や、税金の調整をしていきます。
【その他維持費】 含まれていないものの内訳は以下の通りです。
本体価格 20万円
タイヤ交換 ノーマル 2年に1回 10万円
スタッドレス 3年に1回 10万円
オイル交換 2.5万円/3年
塗装修繕 1万円/年間
ハンドルカバー 0.3万円/5年
エンジンスターター 1.5万円
オーディオ設置 6万円
【税金調整】 なぜか日本では古い車に乗り続けると税金が高くなる仕組みです。
自動車重量税 2.9万円 (初度登録年から13年を経過の差額合計分)
自動車税 1.8万円 (上に同じ)
合計129.8万円。
つまり、10年間の維持費は約555.3万円でした。
計算式:425.5万円(シミュレーション10年の維持費) +127.8万円(その他)
年間換算すると55.3万円です。
ところで、維持費の2~3割は税金だってご存じですか?
シミュレーションサイトで税金の金額も試算されていて、初めて知りました。
自動車取得税、消費税、ガソリン税、重量税、自動車税などなど。
車に乗るだけで気づかないところで課税されてるんですねぇ~。
やっぱり車は裕福な人が持つべき物なんでしょうね~。
➡【自動車ランニングコストをシミュレーションしてみる】
年間平均維持費 55.3万円
10年間の維持費 555.3万円
そのうち2~3割が税金
10万キロ毎で乗り換えたらどうなる?
こうして維持費を計算数すると、どうしても気になる事がでてきます。
10万キロの時に買い替えたほうが安いんじゃないか?
なので自分でシミュレーションしてみました。
年間走行距離:14,000キロ
年間維持費:54万円
(年間維持費は増税分や、オーディオなどの備品はを差し引いて再計算した金額)
B4は4万キロの時に購入したので、10万キロとなると4年乗ることになります。
乗り換える車は、ちょっと安めに見積もって100万円として、期間は10年で試算。
シミュレーション開始
乗り換え回数3回 × 100万円 = 300万円
維持費54万円 × 10年間 = 540万円
車買取価格20万円 × 3回 = 30万円 (参考サイトはこちらMOTA 中間の買取価格を採用)
10万キロを目安に乗り換えた場合、10年間にかかる費用は810万円でした。
B4をずっと乗り続ける方が約263万円安上がり。
結局何にお金がかかるかって、本体を買うお金です。
維持費は車を買えば必然費用なので故障や事故がない限り、大差はありません。
つまり『1台に長いこと乗る』これが最強。
なぜ10万キロで車を買い替えるのか
車の寿命は10万キロっていうのは、真っ赤な嘘です。
そもそも10万キロという目安はどこからきているのでしょうか?
理由は3つあります。
・メンテンナンス費用
・税金の増額
・車の価値
10万キロのメンテナンス費用はいくら?
10万キロを超えると、劣化パーツの交換時期となります。例えば、
・タイミングベルト
・サスペンション
・ゴム部品
つまり、ノーメンテナンスで走れる目安が10万キロってことです。
これが「寿命」と捉えられているのかな?
タイミングベルトの交換でも5万程度はします。
一気にメンテナンスをすると、10万円近くなるかもしれません。
しかし、時期をずらして少しずつメンテナンスしたらいいだけで、必ずしも1回で10万円の費用が発生するわけではありません。
車のメンテナンスは普段からやる。
これが家計負担を減らすコツです。
大体2回目の車検の時に、メンテナンス費用が高いという決まり文句から、買い替えの提案セールスに流れていきます。
車のメンテナンスが自分でできない人、調べない人は
「10万円かかるなら、あたらしい車にしようかな」という気持ちになるわけです。
営業マンによっては、車に詳しくないお客さんに対し見積もりをわざと高く作成、そして提示することがあります。
営業の見積もりを鵜呑みにするのはやめて、一旦持ち帰り、自分で精査することをおすすめします。
20万キロ間近になったB4の車検時にも買い替えを勧められましたが、
そろそろメンテナンスが必要になるころですし、お乗り換えなどお考えはありますか?
B4が限界きたらまたよろしくお願いします。
買い替えを断るのは簡単で、自分の意思表明を言葉にすることです。
車好きな旦那は、車検の際必ず見積もりチェックを担当者とします。
タイヤは買うところは決めているのでいりません。
これって今回の車検を通すのに必要じゃないですよね?
だったら次回とかで大丈夫です。
気になるところがあるので、そこは修理してほしいので追加してください。
こんな感じで去年の車検見積もりは23万円でしたが、旦那の添削で17万円に。
車に詳しい人だと一度判断されると、見積もりでふっかけられることは、ほぼなくなります。
車の税金はいつから増額される?
10万キロの乗り換えに拍車をかけるもう一つの要因が、税金の増額です。
ガソリン車の場合、初年度登録から13年経過で増額の対象となります。
B4だと、
自動車税は39,500円から45,400円となり、年間5,900円の増額。
重量税は24,600円から34,200円となり、年間9,600円の増額。
18年を経過すると重量税は37,800円とさらに増額されます。
車種によって金額は変動しますが、長く乗ると大体どの車も増税されるのが、日本の車事情です。
車の価値は10万キロで決まる?
車を選ぶ基準として「走行距離」は気になる需要ポイントの1つですよね。
だから乗り換えるときも、10万キロ以内なら価値がつくと言うのも間違いではありません。
でもそれって、本当にお得なのでしょうか?
価値がつくからお得って脳内ですり替えられていませんか?
車に飽きたから買うのなら、それは好みですから個人の自由です。
安く車に乗りたいと考えるのであれば、感情はひとまず置いて数字で考えましょう。
先ほども言ったとおり、乗り換える回数は少ない方が総額費用は安くなります。
さらに車の価値は、需要あれば値下がりしません。
例えば『イニシャルD』の主人公、藤原 拓海の愛車『トヨタ カローラ スプリンタートレノ AE86型(通称:ハチロク)』は1983年に発売された車にもかかわらず、未だにプレミアム価格がついています。
知らない人のために補足すると、イニシャルD(通称:イニD)は、1995年から2013年まで週刊マガジンで連載された「走り屋」の若者たちを描いた漫画です。
1998年にはアニメ化され、カルト的な人気を博し、ハチロクは一部のファンからは神格化されています。
何も知らない人からすると、ただの古い車。
でも、ファンからするとロマンそのもので、人生で一度は買いたい車。
その為走行距離が30万キロを超えようとも、200万以上のプレミアム価格がつくほど。
ハチロクだけに限らず、価値が落ちない、むしろ高騰する車はいくつか存在します。
つまり車の価値は走行距離だけではなく、状態や需要なども含めて決まります。
13年以上になると、税金の増額もされます。
何より、10万キロ未満なら車の査定も高くなります。
営業は車を売るのが仕事ですから、聞こえの良いように言葉を使うものです。
巧みな言葉に惑わされず、自分の意思や目的を明確に持つことが大事なのかな、と思います。
車をいつまで乗るのかは、あなたの意思とメンテナンス次第です。
10万キロで高額なメンテナンスが発生する
➡車のメンテナンスは日頃から行えば1回の支払いは高額にならない
税金の増額
➡初年度登録から13年以上になると税金は増える
市場価値が下がる
➡車の価値は走行距離だけでは決まらない
車の維持費を安くする方法
手先が器用で車好きな旦那にメンテナンスを任せる。
ネット通販で物資を店頭価格より安く仕入れ、ポイント還元&保険の見直し。
うちではこうして維持費をできるだけ抑えています。
●自動車保険の見直し
この節約が一番効果があります。
保険料は本当に選ばないとムダ金になります。
私がお金に無頓着な時、月額1.1万円もする保険に加入していました。
子供が産まれてから保険の見直しをして、現在月額約3千円です。
年間約8万円も無駄に支払っていたのは悔やまれます。
保険を乗り換えてデメリットがあるかといわれると、全くなし。
無駄な補償をなくして、その他の補償は全く同じです。
誰でも簡単に、今すぐ保険の見直しはできます。
気になったら即行動することをおすすめします。
➡【自動車保険 見積もりをしてみる】
補償内容などの詳細は、こちらの記事で公開しています。
●スターターエンジンの取り付け工賃
商品を買って取り付けしてもらう場合 商品代+工賃5,000円~
商品を持ち込んだ場合 1万円から3万円程度
●オイル交換
オイルはネットの方が1割~2割安い。
工賃はイエローハットで持ち込み1,000円でやってくれる。
●塗装修繕
必要な物はネットや店舗で購入して、旦那が磨いている。
パッと見、きれいすぎてわからない。
板金修繕業者に頼むと、簡単に1万円札が飛んでいきます。
●オーディオ設置
購入してから5年後、もともとついていたカーナビが古くなってきたので、買い替え。
車のナビは使わないので、撤去してオーディオにしました。
オーディオだけネットで購入して、取り付けは旦那です。
ショップにやってもらうと1~2万円ほどかかります。
車の維持費を安くするコツ
・自動車保険の見直しは気になったら即行動
・工賃が高いものは自分でDIY
愛車B4の今後
B4は去年車検を通したので、車検切れまでは乗ります。
走行中にエンジンブレーキをかけたような異音がするので、そこだけ近々修理したいと思います。
異音の原因はハブベアリングかなと思うのですが、修理費は1~2万程度でしょうね。
ハブベアリングが破損すると走行トラブルになるため、早く直したいです。
それさえ直ってくれれば次の車検も通そうかな~。
10年と言わず、メンテナンスをしつつ大切に乗りたいですね。
10万キロ以上乗るなんて怖い~。っていう人もいると思います。
自分でちゃんとメンテナンスしているので、なにも怖いことありません。
金銭的に見ても、長く大切に乗る方が総額費用は安くおさまります。
車に乗りたい、ないと生活できない方の参考になれば幸いです。
自動車保険を安くする方法について知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてください。