通勤時間も面倒な付き合いも嫌いなマトリと申します。
専業主婦(主夫)になりたい。
そう思っている女性は多いのではないでしょうか。
誰でも楽しくない仕事なんかしたくないですよね?
できればストレスを感じることなく過ごしたい。
その代表格が専業主婦(主夫)というだけであって、「ストレスフリーな生活」は何も特別な望みではありません。
専業主婦歴8年目の私から、専業主婦は誰でもなれるという話をしたいと思います。
盛りすぎじゃないか??
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
実際にそうしている方の実例も上げながら、
・専業主婦のメリット、デメリット
・専業主婦に向いている人
なんかもご紹介します。
専業主婦になりたい人
専業主婦を辞めたい人
誰でも専業主婦になれる
まず最初に言いたいのは、パートナーが了承してくれるなら専業主婦になるのは簡単です。
と言う方もいるでしょう。
確かに高級取りならお金の心配がなく、専業主婦になる確率は高くなります。
しかし、高級取りじゃなくても専業主婦になることはできる!!
ぶっちゃけ、みんな贅沢しすぎなんですよ。
こちらの動画をご覧ください。
手取り15万円の夫と専業主婦の2人暮らしでひと月1.5万円(調味料含まず・米含む)の食生活動画。
SNSでも拡散され、youtubeのチャンネル登録者数は27万人を超えています。
手取り15万円でも専業主婦はできる証明動画でもありますね。
動画制作者・よめ子さんのアイディアや前向きさは見ていて応援したくなるし、見習いたくなります。
それが人気の秘訣なのかもしれません。
「高収入=専業主婦」なんて考えはもう古い。
好きなことをして生きる方が人生楽しい。
専業主婦もその中のたった1つの選択肢なだけで、アイディアや努力次第で専業主婦に誰でもなれます。
どんな生活をしたいかを具体的に考える
ここで一つ考えなくてはいけないのは、自分はどんな生活を送りたいかという事。
ベビーシッターも雇って、美容にもお金をかけたい。
いや、待て待て待て待て。
どこぞの石油王とでも結婚するんですか?
そんな夢見るあなたに、こんなデータを見てほしい。
2018年国税庁「民間給与実態統計調査」によると、
年収1,000万円を超える人の割合は全体の5%ほど。
1世帯当たりの平均所得金額は約520~560万円。
富豪と結婚できれば豪遊もできるかもしれませんが、望み薄ですね。
もし散財する生活に憧れているのなら自分で稼いだお金でどうぞ。
自身の最低生活水準を知っておきましょう。
人間、謙虚さも必要です。
年収に関係なく、専業主婦になろうと思えば誰でもなれる
人のお金で遊びたくて専業主婦になりたいなら、「謙虚さ」を身に着けよう
専業主婦になるメリット
専業主婦になるメリットは1つの言葉に集約できると思います。それは、
ストレスフリー
会社の煩わしい人間関係、出勤時間や残業などの時間、育児中に職場に気を使うことがない。
この3つは非常に大きなメリットでしょう。
パートナーや子供を送り出して、やる事をやったらあとは自由時間。
日常的な家事も自分で好きなように組み立てることができて、気兼ねなくできます。
急な子供の迎えにも対応可能。
空いた時間で新しいことにチャレンジしたり、本を読んだりと知識を増やすことができます。
趣味から、お小遣い稼ぎ、そしてビジネスになることもあるかも!?
時間の使いかたはあなた次第。
なんだかワクワクしませんか?
縛られるものがないから好きなことができる
専業主婦になるデメリット
専業主婦になる前は「デメリットなんかない」と思っていましたが、実はありました。
実際になってみて感じたデメリットは3つ。
どれも少し重めなので解説します。
女性も社会進出する時代
男女共同参画白書(概要版)平成30年版の資料によると共働き世帯が1,188万世帯に対して、専業主婦世帯は641万世帯。
何が言いたいかと言うと、共働きが当たり前になってきた現代では「専業主婦」って肩身が狭くなるものです。
時代の流れに逆らっていますからね。
専業主婦というだけで「話が合わない」「仕事ができない」「楽してる」とかいう人がいます。
人付き合いの中で専業主婦という肩書で嫌な思いをすることもあるでしょう。
ナイフのような言葉をまともに受け止める繊細な方は、心が病むかもしれません。
世帯によって専業主婦の難易度が全然違う
実体験で言えば、夫婦2人生活の頃は悠々自適に生活していました。
が、子供が一人生まれるだけで主婦業は不眠不休時代へと入ります。
今までストレスフリーだったのがフルマックス!!
外で働くのが嫌な私でも、育児より外で働いたほうが楽と思えるほど。
専業主婦なんて家庭によって難易度は全然違います。
その代表格が子供の人数ですね。
働きたくても子供の預け先がなくて専業主婦してるって人も少なくありません。
実家が遠方だとより地獄。
手助けのない子育ては「先の見えないトンネルを、ひたすら前に進むしかない」かの様。
メンタルも体もズタボロの時期に誰の助力もなく、子供と2人生活ってのは想像を絶します。(実体験)
他にも介護、本人の能力、金銭的余裕で難易度は変わります。
一概に「専業主婦は〇〇」と一括りにするのが間違った概念ではありませんか?
自尊心が低くなる可能性がある
友人たちは働いていると、遊ぶスケジュールが合いにくいという身近な孤独。
社会貢献していない自分の存在理由。
365日どれだけ家庭に貢献しても感謝されない虚無感。
差はあれど、専業主婦ならではの負の感情は存在します。
話し相手と言えば夫や子供、実母など身近な人ばかり。
褒め上手な人がいればいいのですが、労いの言葉や存在価値を認めてくれる相手がいないとみるみるうちに、自尊心は低くなっていきます。
「ありがとう」「お疲れ様」と労える家族でありたいものです。
専業主婦は時代に逆らった生き方
専業主婦でも難易度は家庭や本人の能力によって違う
専業主婦は存在価値を見出しにくく自尊心低下へ繋がる
専業主婦に向いている人は『比較しない人』
専業主婦に向いているのは『他人と自分を比較しない人』です。
よそはよそ、うちはうち。
そういう考えでさえいれば、誰に何と言われたって気にすることもありません。
「あなたの幸せ」は「あなたの中」にしかありません。
周りと違ってもあなたが幸せならそれが正解。
働いて幸福を感じるなら働けばいい。
掃除が大好きなら家事をしたらいい。
要は考え方ひとつ。
適材適所!
家事が得意、育児が得意なのも能力の一つです。
人生を楽しく生きる。
働きに出て、楽しいと思える瞬間が全くないのなら生きる場所を変える選択肢に専業主婦があってもいいと思いませんか?
誰かと比較する必要なんて全くありません。
言わせたいヤツには勝手に言わせておけばいいのです。
これが専業主婦の心構えでもあります。
あったらいい主婦業向けの特性
他に専業主婦にあると良い特性は、
・ポジティブ思考
・金融リテラシー
・家事能力
この辺があると主婦業向きです。
周りに何を言われても前向き、新しいことにもチャレンジしちゃうようなポジティブ思考が強い方。
自分の存在価値を自ら見出すことができるでしょう。
お金に関する知識があれば、家計改善もお手の物。
余分な支出はカットして資産を増やす手助けができます。
家事能力が高いなら、主婦業をメインにしたほうが合理的。
おいしいごはん、きれいな家で嫌になる人なんていませんよ。
自分の中に幸せを見つけることができれば超ハッピー♪
専業主婦になってほしいと思う人がいる
旦那のような「専業主婦になって欲しい」という古風な感覚の持ち主は少なからずいます。
逆にバリバリのキャリアウーマンで稼いでいるから、主夫になって欲しいという事もあるでしょう。
専業主婦になりたいって言う人もいれば、私は自立したいから働きたい人もいます。
そんなの個人の自由じゃないですか。
要は「家庭の仕事と家事のバランスがとれているかどうか?」が大事なのです。
その感覚が釣り合う人さえいれば、専業主婦になれます。
旦那は1人暮らしの期間が長かったため、帰宅したら洗濯してあるだけで喜んでました。
家事が重労働と思える人ならパートナーに専業主婦を求めるかもしれませんね。
私が専業主婦になりたかった理由
最後に私の専業主婦になりたかった理由を話してから、終わろうと思います。
私の母親が働いていたから。
それが一番大きな理由です。
幼稚園の時、お迎えはみんなお母さん。(昔はお父さんが迎えにくる子はほぼいませんでした)
私のお迎えはいつもおばあちゃん。自転車をこいで来てくれました。
母親はパートに出ていたので迎えには来れなかったんです。
決しておばあちゃんが嫌なわけじゃないけれど、どうしてうちだけお母さんじゃないのかな?とモヤモヤした幼児期を過ごしました。
小学生に上がると家を建て、新居に引越しました。
祖父母の家から徒歩3分くらいの距離。
家には誰もいないので、自分で鍵を開けて帰宅。鍵っ子生活です。
低学年の頃は寂しいので祖父母の家に行きました。
家族のために働いているというのも幼心ながらに理解していましたが、それでも寂しい思いがなかったわけではありません。
自分の子供にはそういう思いをさせたくない。
だから専業主婦になりたかった。
今年から息子は幼稚園に通い始めました。
送迎もできるし、「お帰り」と言ってすぐ話を聞いてあげられる。
それが私にとって何よりの幸せです。
専業主婦だろうが働いていようが、あなたが幸せと思えるならそれが最適解なんです。
専業主婦になりたいのは何も恥ずかしいことではありません。
あなたのお役に立てたなら嬉しいです。
最後に主婦に役立つ家計簿術をご紹介しておくので参考にしてみてください。
それではまた。