1950年代後半、白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫という三種の神器がありました。
1960年代半ば、カラーテレビ、クーラー、自動車が普及し始め新・三種の神器、頭文字をとって3Cとも呼ばれていました。
そして2020年現在、個人的三種の神器は「iPhone」 「食洗機」 「自動掃除機ロボット」だと思って崇め奉っております。
今日はその中でも自動掃除機ロボットについてお話します。
自動掃除機ロボットを買った理由
自分で掃除機をかけるのが面倒になったから。それだけですw
出産してから神経質になった私は猫の毛やほこりやらを許せなくなり、毎朝掃除機をかけるようになりました。
賃貸で暮らしていたころは平面だったので掃除機をかけるのは苦じゃなかったのですが、戸建てに引っ越してからはきれいに保ちたいとの思いで毎朝晩掃除機をかけるようになりました。
でも賃貸と比較すると広いし、1階2階の上り下りがめんどくさい!
というわけでまず1台購入。使ってみると思いのほか良かったのでもう1台追加。
現在は1階と2階それぞれに掃除機ロボを配置しています。
そして実家にも1台同じものをプレゼントしました。
値段は高いし、自分でやったほうがきれいになると思うんだけど。
メリット
- 掃除の負担軽減と時間を作れる
- 「自動掃除機ロボット=高い」は間違い
- コスパ最強
- 自動充電
- ソファ、ベッドの下まで掃除が行き届く
- 誰でも簡単にボタン一つで掃除ができる
- スマホでどこを掃除したかがすぐわかる
- 床に物を置くことがなくなる
- ごみ捨ては週に1~2回
掃除の負担軽減と時間を作れる
「2台もいらなくない?」
と思う人もいるかもしれませんが、超絶面倒くさがりの私はお金をかけてまでもやりたくないという気持ちが強かったです。
家中の掃除機をかけようとすると大体30分程度かかります。それを朝晩なので1日60分。
それを自動掃除機ロボットに任せると60分が節約できます。
現在自動掃除機ロボットを使い始めて8カ月が過ぎました。どれくらい時間が節約できているのでしょうか。
8カ月×30日=240日×1時間=240時間÷24時間=10日
掃除のために費やすはずだった時間をなくし、8カ月で10日も時間を作ることに成功しました。
「自動掃除機ロボット=高い」は間違い
自動掃除機ロボットというと「ルンバ」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
ルンバは最新のものだと20万円超えのものまであります。
しかし、私は声を大にして言いたい。
お手頃価格のものでも十分な機能を持っている製品もある!
ネットで検索してみると3,980円~228,000円のものまで価格帯は広いのです。高いものを買わなくてもある程度の性能があれば時間を作ることは十分可能。
我が家の商品は17,000円ですが仕事っぷりは満足しています。
思っていたより性能もいろいろついているのね。
コスパ最強
使用期間を730日(2年間)と仮定して、一日あたりの料金を見てみましょう。
高くても300円以下で掃除をしなくていいと考えてみるとコスパが良い。
家事代行サービスは1時間あたりの相場が3,000円+別途交通費ですから、金額的には自動掃除機ロボットを買ったほうが安上がりです。
本体価格 | 1日あたりの値段 |
---|---|
2万 | 約27円 |
5万 | 約68円 |
10万 | 約136円 |
20万 | 約273円 |
自動充電
製品によりますが掃除が終われば自動で充電装置まで戻っていくのは見ていてかわいいですね。
ちょっとおバカな時は道に迷ってしまい、力果てているときもありますがそれもまたかわいいです。
時間予約しておけば掃除開始から終わりまで毎日全自動で掃除が終わっていますよ。
ソファ、ベッドの下まで掃除が行き届く
自分で掃除機をかけれない場所、それがソファやベッドの下。わざわざしゃがんだり、どかしたりして掃除するのは本当に骨が折れませんか?
自動掃除機ロボットならスイスイ楽々掃除をしてくれます。あの苦労はなんだったんだ!?というくらい家具下まできれいになりますよ。
購入前には自動掃除機ロボットが家具下に入っていけるか、高さを確認しましょう。
自動でそこまでやってくれるなんて感激!
誰でもいつでもどこでもボタン一つで掃除ができる
自動掃除機ロボットの操作方法は3パターンあります。リモコン操作・Wi-Fi操作・リモコン&Wi-Fi 操作です。
子供はリモコンで、私は別の部屋や外出先からスマホで掃除を始めることができます。
Wi-Fi操作ができると旅行先や職場からでも操作ができるのでとても便利です。
自動掃除機ロボットは世帯構成、関係なく使えるますね。
スマホでどこを掃除したかがすぐわかる
Wi-Fi操作ができる製品の中にはどこを掃除したのかが一目で確認できるものもあります。
スマホで今どこにいるのか、正常に掃除しているのか、どんなエラーで停止しているのかなど自動掃除機ロボットの現状を遠距離から把握することが可能です。
旅行中の防犯にもなりそうね。
床に物を置くことがなくなる
子供も「ロボットさんがくるから」と掃除の時間はおもちゃを片付けてくれます。
もし、おもちゃが落ちていたら吸い込んでしまったり、弾き飛ばしたりするのでそれが嫌というのもあると思います。
大人も片づける手間がなくなるように床に物を散らかしたままにしておくことはなくなりました。
自動掃除機ロボットがいることで個人の片づけ意識も強くなりますね。
ごみ捨ては週に1~2回
自動掃除機ロボットの仕様にもよりますが、紙袋不要が多いです。集めたごみはゴミ出しの日に可燃ごみの袋にいれて捨てるだけ。
ダスト容量600ml、猫2匹飼いで週に1~2回捨てる程度なので頻度もそこまで多くはありません。
ルンバi7のようにごみを自動で大容量のごみ袋へ集めてくれるダストステーションがある製品は1~3か月に1度のごみ捨てで大丈夫です。
デメリット
- 実際に使わないと使い勝手はわからない
- 毛足の長い絨毯やカーペットは使用不可能
- 障害物をどける手間
- 液状の汚れがあると汚れの拡散と故障の原因になる
- 障害物センサーがないと家具や壁に傷をつける恐れあり
- ランニングコストがかかる
実際に使わないと性能がわからない
友人宅や家電量販店などで実物の動きを見ない限り、性能や使い勝手などはわからないのが不安ですね。
数万円するので安い買い物とも言えない金額ですから買って失敗となると心が折れてしまいます。
私自身も使ってみて初めて知るデメリットはありました。
うちの自動掃除機ロボットは黒のカーペットや床には非対応と後からしりました。どおりでカーペットの黒い部分だけ避けて掃除しているわけだ。
購入前の確認を見落としていたのか、記載せれていなかったのかはわかりませんが実際に使ってから気づいたデメリットでした。
不安な場合は自動掃除機ロボットのレンタルを利用するのも手ですね。
機種にもよりますが2泊3日3,500円~です。iRobotの取り扱いが多いのでルンバを使ってみたいという人にはお勧めです。
ルンバってお高いから数千円で借りれるならいいかも。
毛足の長い絨毯やカーペットは使用不可能
ブラシでごみをかき集めて吸引掃除をするのでどうしても毛足の長い敷物では使えません。
ブラシに絡まってエラーになるので使い物にならないでしょう。
自動掃除機ロボットを購入する際には敷物の毛足の長さを気にすることと、コード類を床に這わせておかないことです。
コードやイヤホンなども巻き込むので掃除範囲からなくすか、ケーブルカバーなどをしておくといいですね。
壁につけると段差がなくて見た目もすっきりするのニャ。
ただし、テープでペタっと貼るから剥がすときは壁紙も一緒にはがれるかもしれないのニャ。
今後の事も考えて大きめサイズのカバーを最初からつけとくと後から配線を増やせるニャン。
障害物をどける手間
ダイニングチェアは掃除のたびに上げています。
椅子が並ぶところに自動掃除機ロボットが行くと、入ったはいいものの迷路状態で抜け出せなくなり「掃除終了」となるからです。
ずっと見て椅子をどかすのも煩わしいので椅子は上げちゃいます。
掃除エリアを指定できる機能があればこの手間は省けますね。
液状の汚れがあると汚れの拡散と故障の原因になる
小さい子供がいる家庭や、ペットを飼っている家庭はこういうことがあるかもしれません。
うちは猫の嘔吐があるかもしれないので確認してから自動掃除機ロボットを稼働しています。
もし嘔吐物があってそこを自動掃除機ロボットが来たら……悲惨な状況になります。考えたくもないです。
自動掃除機ロボットも家電ですから濡れると故障の原因になるかもしれません。
障害物センサーがないと家具や壁に傷をつける恐れあり
障害物センサーがないと結構な勢いで家具や壁にぶつかっていきます。傷や汚れをつける可能性もあります。壁や巾木が真っ白とか、高級な家具があるという人は障害物センサー付きのほうが安心できます。
障害物前でスピードを落として、ソフトにぶつかるのニャ。
ランニングコストがかかる
電気代をはじめブラシの交換やダスト袋、フィルター、バッテリーなどの交換が必要になります。
ランニングコストはコスパを考えるにあたってとても重要です。製品によって必要な物や価格は違うので比較しましょう。
ランニングコストの平均は年間1万円ほど。月額800円くらいが相場だといわれています。
人によっては説明書に書いてある周期でメンテナンスしていないこともあるので個人差が大きく反映されるとも言えます。
ただし、バッテリーに限っては自然消耗していくものなので必ず交換する日がやってきます。バッテリーの価格はランニングコストの中では一番高価です。
長く使おうと思うのならバッテリー代は気にしたほうがいいですね。
子供や猫の反応
息子歓喜
家に届いた時から興味津々でリモコンの説明をするやいなやその日から掃除機ロボット担当になった息子。
ボタンを押すだけですが、掃除機をかけるという家事に参加してくれます。
呼び方も「ロボット掃除機さん」と呼んでいるので彼の中では家族の一員なのかもしれません。
猫は我関せず
2匹のシニア猫を飼っていますが自らじゃれに行くということもなく、乗車してくれるというわけでもなく一定の距離を保っています。
自動掃除機ロボットが近づけば離れるし、興味があれば自分から近づくという感じ。
尻尾を巻き込まれたとか、猫が自動掃除機ロボットの邪魔をするということは一度もありません。
というのも自動掃除機ロボット自体、60dbは出ているので普通の掃除機程度の音がでます。掃除機嫌いな猫なら近づくことはないかもしれません。
猫の年齢や性格に大きく左右されますね。