仕事、結婚、出産、老後
ズバリ答えを見出しに書いてしまいましたが、この4大イベントは今までの自分の人生とこれからの自分の人生を考える大きな転機となります。
しかもこれらはあなたでも、私でも、誰にとっても人生の分岐点となる可能性が非常に高いイベントとも言えます。
生活設計を立てていますか?
あなたは生活設計を立てていますか?
生活設計とは、将来どんな生活を送りたいかを想像し、その目標に向かって具体的に計画を立てることです。
以下のグラフは全国400地点で18~69歳の男女4,014名を対象に調査した調査結果です
出典元:公益財団法人生命保険文化センター/令和元年度「生活保障に関する調査」(令和元年12月発行)
令和元年の統計を見ると生活設計あり37.0%、生活設計なし55.7%、わからない7.3%という結果になりました。
さらに生活設計なしの理由を見ると「経済的余裕がないから」が最も多く30.3%。
「将来の見通しを立てにくいから」28.3%、「将来より現在の生活が大切だから」18.3%、「何とか暮らしていけるから」12.7%の順となりました。
最も重要なライフイベントはどれ?
出典元:公益財団法人生命保険文化センター/令和元年度「生活保障に関する調査」(令和元年12月発行)
最も重要なライフイベントは老後生活の充実だと考える人の割合が34.9%と1番多く、次に子どもの教育22.1%、就労・再就職・転職・独立開業9.8%となっています。
老後生活の充実と子どもの教育だけで57%を占めていますね。
結婚・再婚は8.0%と4番目です。
あなたが最も重要だと思うライフイベントは上位に入っていましたか?
ライフイベントの出費額は?
出典元:日本FP協会
例えば結婚してすぐ子どもを1人出産して建売住宅を購入。子どもは大学卒業。
これだけで4,907万円の出費となるわけです。
ざっくり計算ですが20年で割っても年間246万。もちろん老後資金は別です。
現代の20代平均年収が300万弱です。手取りにすると約240万ほど。
いかに20代での結婚、出産、育児が厳しいものか数字だけでもわかります。
度重なる浪費生活により貯蓄ができないまま気づけば破綻という家庭もあります。
未来の自分を決めるのは今の自分
自分や家族の将来のため今現在具体的に経済的な準備を何かしていますか?と聞かれたとき、あなたは即答できますか?
将来は結婚をしたい、子どもが2人はほしい、老後は悠々自適に暮らしたい、と願望はあるもののいざそのときが来たらその夢はかなえることができるのでしょうか?
誤解のないように言わせていただくと生活設計を立てないのが全て悪いといっているわけではありません。
未来より今が楽しければいい。そういう生き方もありますし、経済的余裕があれば問題ありません。
私が1番大切だと思うこと。それは自分自身が満足できる人生かどうかです。
『時は金なり』ということわざのとおり、時間はお金と同じく浪費すべきものではありません。
年を取ってから嘆く人生は誰でも送りたくないものですね。
経済的に満足できていないのであれば、すぐにでも真剣にお金と向き合うべきではないでしょうか。
お金に向き合うということは未来の自分や家族と向き合うことでもあります。
余裕がない、将来のことはよくわからないからと未来の自分を後回しにするか、今行動を起こして自己革命を起こすのか。
どちらを選ぶかはあなたの自由です。
1つのきっかけで私は浪費家を辞めました
私はもともと浪費家でした。趣味は賭け事、飲み会も週4回。
以前はパートをしていたものの給料の全額を自分の好きなように使っていました。まさに典型的なその日暮らしタイプ。
独身時代から貯金なんてしていません。したほうがいいのは理解していましたが何せ自制心が低すぎたのです。
「パート代は好きに使っていいよ」という主人の言葉を鵜呑みにして散々遊んでいました。
こんなクズ嫁ですから結婚後の家計管理はすべて主人任せ。
自己管理すらできていない人間に人様の稼いだお金を管理する能力なんて皆無!申し訳なさ過ぎる。というか荷が重い。
しかし私が家計管理を担う時がやってきました。きっかけは出産です。
主人は誠実性が高くコツコツ物事をこなしていくタイプ。
とはいえ、家計簿をつけたり、毎月収支を把握しているわけでもありませんでした。
私はクズ嫁でしたが商業高校を卒業しており、簿記の知識はありました。
ひと月の収支も不明なまま教育費や将来のお金の心配を払拭できる気がしなかったので自ら家計管理をしたいと申告したのです。
きっかけがあればあなたも変われる
家計管理を任されて4年目。どうなったでしょうか?
年間収入が5%増、節税2%増、投資1%増
(2016年と2018年比較)
子供の存在は偉大ですね。こんなクズ嫁でも子供のおかげで母親という称号を与えられた結果、責任感が生まれ金融リテラシーカーストの最下層階から脱出したわけです。
現在はギャンブルは一切やめ、月1回の宅のみ程度の慎ましい生活を送っております。
何が言いたいかというと、誰でも尻に火がついたなら悩む暇もなく行動ができてしまうということです。
と、同時に切羽詰った状態でなければ人は言い訳を自分に塗り重ね先延ばしにする弱い生き物ということも私は知っています。
あなたがもし、今この瞬間を人生の分岐点にしたい、経済的豊かになりたいと奮い立ったのなら問題はただ1つのみ。
お金の知識を知っているか知らないかの差なのです。
あなたが若ければ若いほどライフイベントを迎える回数は多い。
お金の勉強をするのに年齢は関係ありませんが、それを生かそうとなると若い方が有利です。
私自身30歳からお金の勉強を始めましたが『もし20代だったら、10代にこの知識をもっていれば』と後悔することがあるのは事実です。
知識とは財産です。お金にも換えがたい価値が必ずあると断言できます。
このブログではお金の正しい使い方、考え方、家計の見直し方など身近なお金の知識を紹介します。
イチローこと鈴木一郎さんの名言にこんな言葉があります。
『小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。』
ここまで読んでいただけたということはあなたも私と同じくより良い人生にしたいと願う仲間の一人だと思います。
私自身まだまだ未熟者です。小さな積み重ねを一緒にできれば嬉しい限りです。
そして一人でも多くの方に今より豊かな生活を送ってほしいと願います。
今度ともよろしくお願いします。