【商品レビュー】「なのらぼ足快バスマット」を2年以上使った感想

なのらぼ足快バスマットは国産珪藻土バスマットのことです。
珪藻土バスマットについては以前の記事でも書いたので「珪藻土ってなに?」という方はこちらからご覧ください。

2年4カ月使用した評価

結果からすると買って大正解の商品でした。
購入目的はバスマットの洗濯をしたくなかったから。それを見事に叶えてくれた製品です。

項目評価
購入目的バスマットの洗濯をしたくなかったから
価格 バスマットとしては高いが洗濯をしないで済むのなら安い
実用性◎ 走り回る子供の足裏もサラサラになった バスマットもすぐ乾く
衛生面◎ 今のところカビなし 臭いもしない
安全性 国内産珪藻土製品だからなのか家族の足の裏には異常なし
耐久性△ 使い方によっては破損する
メンテナンス 立て掛けるくらい ほとんどしなくていいから楽
デザイン 無機質なので脱衣所が殺風景になる
重さ 薄いので軽い 1.8kgは女性でも子供でも軽々持てる ただ薄い
大きさ 大人と子供が二人乗れる大きさ
保管方法 スタンドや隙間じゃないと倒れて割れる可能性がある
コスパ◎ 圧倒的最強

細かい評価

購入目的

バスマットの洗濯をしたくない。楽したい。という願望の元、色々調べて「珪藻土バスマット」にたどり着きました。
価格帯も広かったですが国産のものに絞りました。
なのらぼ足快バスマットにした決め手は「分解消臭機能」です。
これは独自の特許技術を利用し、珪藻土の吸収力・速乾力を高めるとともに、臭い成分を分解する機能もプラスされました。

現在バスマットは洗濯する必要が全くなくなったのでとても楽です。
冬や梅雨の時期でもバスマットの洗濯に関して考えることも無くなりました。

価格

価格は6,000円ほどします。バスマットとしては間違いなく高額商品です。
ただ、1度その金額を支払えばバスマットを選択しなくて済む、水道料金の節約にもなるとなると決して高い買い物とは思えないです。

実用性

足快バスマットの特徴は脅威の吸水力と速乾力を持ち合わせています。
足を乗せると珪藻土バスマットが吸い付くように感じ、すぐに足の裏から水分がなくなっています。
子供もバスマットの上で10秒数えてから歩き出しますが床が濡れることはありません。

濡れたバスマットは10分程度で乾くので後でお風呂に入る主人も気持ちよくバスマットを使えています。

衛生面

今だにカビは生えていませんし、悪臭もしません。足跡も全くついていないですね。

安全性

珪藻土は秋田県産、その他の原材料はすべて国内産。
第三者機関による安全性テストも実施。毎年製品の検査を定期的に行っています。
生産もすべて国内の自社工場。
何も言うことなしです。

耐久性

我が家のバスマットは長く使えていますので問題ありません。
ただ、ネットレビューを見る限りは最初から商品が反っていた、破損してたというものがあります。
配送時による破損もあるでしょうし、使用環境によって破損することも考えられます。
ただ、それだけ反りや変な体重のかかり方をすると簡単に壊れてしまうデリケートな商品とも言えます。

足快バスマットの材質は珪藻土と消石灰です。
極力余計なものを入れないことによって珪藻土の特質を最大限まで活かそうとしています。
もちろん強度な珪藻土バスマットを作ることもできますが、つなぎ材が多いほど珪藻土の特質である調湿効果は劣ります。
品質のいい珪藻土バスマットを作るとデリケートになるのは仕方のないことなんです。

メンテナンス

毎日の管理はとても楽。吸水力や速乾力を復活させるメンテナンスは面倒。
もともと珪藻土自体、永久に使えるものではないので妥当です。布製バスマットに比べると全く手がかからないといっても良いでしょう。

私は朝起きてバスマットの上を掃除機をかけてから日陰で立て掛けています。
日陰と言っても北側の脱衣所です。そしてまた夜お風呂に入るときに床に敷きます。
こんなおおざっぱな管理でも大丈夫でした。
表面の汚れが気になったときにヤスリをかけましたが、室内で作業したため結構大変でした。
詳細は以前の記事で紹介していますのでそちらをご覧ください。

デザイン

カラーバリエーションが少ないのが残念です。
色見はグレーなのでコンクリートのような無機質感があります。うちはバブルを購入しました。
長く使いたいならプレーン(無地)がおすすめですね。
変に溝をつけると製造の時点でそれだけバスマットに負担がかかるので破損しやすくはなります。
デザインは製造過程内に珪藻土バスマットにデザインをプレスしているそうです。デザインが複雑であればあるほど反りやすいようですね。
そう考えるとデザイン性がいくらあっても好きなものを購入しにくい感はあります。

重さ

1.8キロは軽い。幼児でも持ち上げれるほど。

大きさ

42.5×57.5cm 厚さ9mm レギュラーサイズで幼児と大人が乗れるので十分です。

その他のサイズはBIG 57.5×85cm、コンパクト 34×43cm、どちらも厚さ9mmがあります。
脱衣所の広さや家族構成によって選ぶことができます。

厚さはどれも9mmです。実物を手にしてみると思いのほか薄くて不安になります。
平らな床の上で使えば上限200kgまで使用可能です。

保管方法

壁に立て掛けるだけでは何かの拍子で倒れて破損する可能性があります。
できれば壁と洗濯機の間とか、専用のスタンドを購入するなどしておくと安心です。
うちはこのタオルスタンドに立て掛けていますが片側の支えがないんです。
過去にバスマットが倒れることがありましたが割れるんじゃないかと肝を冷やしました。
脱衣所がもうちょっと広ければ専用スタンドもおけるのですが、うちは広さ的に無理なので専用スタンドは見送りました。

コスパ

最強に良いです。文句ひとつありません。
6,000円で購入、2年4カ月で約850日使うとしたら1日の使用料7円です。
お賽銭のほうがもっと使うわっていうくらいのコスパの良さ。まだまだ現役ですから日割り料金はさらに安くなりますね。

珪藻土バスマットに変えてどれくらいの水道光熱費が節約できたか計算してみましょう。
1回洗濯機を回すのに電気代、水道代を考慮すると18円程度かかるそうです。週に1度バスマットを洗濯するとして、2年4カ月で121回。つまり約2,178円の節約になっています。
全額を節約でペイすることは不可能ですが、2年4カ月使えば価格の三分の一程度は節約できています。
残りの三分の二、4,000円で洗濯をしなくていい特権をもらえると考えると安いのではないでしょうか。

デメリット

掃除機で掃除するときにバスマットと擦れて黒く汚れます。
最初は気にならなかったんですがそれを繰り返すうちに黒い汚れも目立つようになってきました。
使っている掃除機はマキタです。黒いゴム部分との摩擦が原因なのかな?と思いますが決定的な原因は不明です。
表面の汚れなのでヤスリで削ったら取れました。
ただしヤスリかけは公認のメンテナンス方法ではないためお勧めはしません。


脱衣所やお風呂場が寒いという環境下で使うのはお勧めしません。きっと風呂上りなのにバスマットの上に乗った途端、足から冷えます。
高齢者の方、極度の末端冷え性の方には不向きに思います。
うちは風呂場に暖房があるので、熱くなった体を冷ますのにちょうどいい感覚です。

まとめ:もう布製マット使いません

「洗濯嫌い」「自由な時間を増やしたい」「めんどくさがり屋」という人にはとってもお勧めできる商品です。もはやメリットしかないような感覚になります。

バスマットに5千円以上も出すのは勇気がいる買い物かもしれません。

でも下手に安価な似たような商品の場合は吸水性や速乾性が悪かったり、中国製のものだと不純物の中にアスベストが混入している恐れがあるという記事をネットではよく見かけます。
それが真実がどうかを知る術はありませんから自己判断になります。
個人的には産地や原材料、製造方法などが細かく明記されている商品のほうが安心できるため国産のなかでもなのらぼ足快バスマットを選びました。

食事中でもかむのが面倒に思えてくるほどの究極のめんどくさがり屋が2年以上も使えているのが珍しいんです。それくらい手間のかからないバスマットなんです。
洗濯からの解放を知った今、もう布製のバスマットに戻ることはないでしょう。

石鹸の置き場所が困っている場合は、こちらの記事を参考にしてください。