【単純】家計簿の支出項目一覧と分類方法

レインブーツを買ったものの、雨が降らないまま梅雨明けを迎えそう。

こんにちは、マトリです。

さて、今日のお悩みは

読者
週末の外食が家族の楽しみだけど、これって食費?浪費?
読者
特別費の積立ててって、貯金なの?支出なの?

支出項目はあるけど、それがどこに分類したらいいのかわからない。

今日はズバリ【家計簿の支出項目や分類先が分からない人向け】の記事です。



支出項目を家で例えると基礎部分。

いくら性能が良い家でも、基礎が歪んでしまえば『住み心地の良い家』になることはないですよね?


つまり、最初の項目選びと分類方法は家計簿の出来、節約効果にまで直結する重要な決定事項ってことです。

読者
なんか、すごく難しそう……。
マトリ
と思うじゃない?

大丈夫。コツさえ掴めば超簡単♪

家計簿に絶対的な決まりはありません。

どんなデータが欲しいのか。

そこさえ決まっていれば悩む必要なし。


記事を読めば

・支出項目の一覧
・分類方法
・自分の家計簿にはどう反映したらいいのか

の3つが丸わかり。

それでは本題に入ります。

こんな人におすすめの記事

家計簿初心者
どんな項目を使うかわからない
支出の仕分け方が分からない

家計簿の項目一覧表と内訳のやり方

まずは支出項目の一覧を見てください。

読者
全ての項目を管理なんてムリムリ!

お金は貯めたいのに~。

支出項目の多さに悩むあなたに朗報!

支出項目は『5項目』と『より細かい項目』の2パターンに分けることができるってご存じですか?


あなたに合う管理方法はどっちでしょう。

5項目だけの概算家計簿

概算家計簿とは、大きなカテゴリーで付けるどんぶり勘定家計簿のこと。

先ほどの項目一覧表で色付けされている左部分がそれに該当します。

固定費必要経費投資浪費特別費の5項目で家計簿をつける管理方法です。



概算家計簿のメリットは、項目数が少なくて悩む必要がないこと。

一方デメリットは、細かい所まで管理が行き届かない。



視覚的なイメージとしてはこんな感じですね。

何に使ったのかまでは記録しないので後から家計分析するのには不向きでが、予算内でやりくりする管理法と相性が良いのが特徴です。

もっと細かい分析家計簿

分析型家計簿はより細かい項目で管理する方法です。

視覚的イメージはこんな感じ。全て丸見えですね。

メリットは、いつ何に使ったかを後から振り返ることができること。

月、年単位で家計簿の無駄を見つけるときにとても役立ちます。


デメリットは、取り扱う項目が多すぎて混乱すること。

これは「家計簿嫌いになる原因」で、家計簿初心者がよく陥りやすいです。




同じ家計簿でも、つけ方ひとつで全く真逆の用途ができるのが家計簿の面白いところ。

概算型か、分析型。

あなたはどちらの家計簿を付けたいと思いましたか?

ここまでのまとめ

家計簿は5項目のみで成り立つ「概算型家計簿」とより細かい項目を使う「分析型家計簿」がある

自分のやりやすい管理方法で決めてみよう

家計簿の基本 5項目の分類方法

家計簿はこれを知らなきゃうまくいかない。

5項目のご紹介をしたいと思います。

「何がどこに分類されるかわからない」という方は必見です。

固定費とは?

毎月必ず支出が発生するものは全て固定費です。

主に賃料やインフラ関係、税金がメインになります。

とっても簡単。


Amazonプライムや、Huluなどの月額料金なども該当します。

読者
毎月定額をアプリに課金しているのも固定費ね!
マトリ
アプリ課金は浪費項目で解説するね。

必要経費とは?

生きるための必要最低限の支出が必要経費です。

食費、日用消耗品、医療費、交通費、ペット費などが含まれます。

読者
帰宅が遅くてとてもじゃないけど、自炊は無理。

いつもコンビニとか外食で済ませてるんだけどそれはどうなるの?

このような場合は、「食費」として計上していいと思います。

『思います』となぜ表現するかと言うと、その線引きはあなたが決めるものだから。



食費は自炊分のみ!とシビアにするならそれも1つの方法です。

あなたがどんな情報を家計簿に求めるかで内訳は変わってきます。

細かいことですが、家計簿をつける目的と活用方法は最初から明確にしましょう。

【家計簿をつける意味や目的がわからない】という方は過去記事で解説しているので、そちらを参考にしてください。

投資とは?

将来に向けての投資が全てこの項目になります。

貯蓄関係や、教養費が含まれます。

読者
他のサイトでは「習い事費」は固定費だったけど、投資なのかしら?

子どもにさせている習い事で将来お金を稼がせるんだという意気込みがあるならそれも投資の1つの形。

お遊戯程度か、家族でバックアップもしているのか。

習い事は「固定費」なのか「投資」なのかの判断はあなた自身が決める権利を持っています。

特別費とは?

冠婚葬祭や家の修繕費用など、いつかの臨時支出のための積立てが特別費です。


毎月コツコツ貯めるだけですから貯金と一緒に考えてしまいがちですよね?

でも、貯金から大きな臨時支出を支払っていてはいつまでたってもお金は貯まりません。

あると思えば使ってしまう。だって人間だもの。


だからあらかじめ分けて考える。

それが特別費が存在する理由です。

浪費とは?

4つの項目のどこにも該当しない支出が浪費です。

浪費は心のオアシス的お金の使い方でもあります。


自分へのご褒美、友人との楽しい食事、着たいものを着て、おしゃれをする。

何て素晴らしい時間でしょう。

マトリ
アプリへの課金はなぜするの?
読者
強くなって楽しみたいから!

あと推しキャラも欲しい。
読者
という事は、個人的な理由だよね。

金額が一律で課金しているから「固定費」ではなくて、【なぜお金を使ったのか?】と考えると仕分けは簡単にできるよ。
読者
なるほど、お金を使う目的で項目を分類するのね。
ここまでのまとめ

「お金をなぜ使ったのか?」その動機で支出項目は分類できる

項目の多い家計簿こそ分類ルールは決めておこう

読者
自動車保険って、保険料と車両維持費のどっちかな?
まとり
どんな分析結果が欲しいかを考えて仕分けるといいよ。

自動車保険は「車を所有するなら必ず必要な支出(維持費)」か、「万が一に備えるため(保険)」か。

捉え方の違いだけです。

なぜ自動車保険を払うのか?という質問に対してどちらの答えも不正解ではありません。



過去記事でも解説しましたが、特に分析型家計簿は、つけるだけでは無駄遣いをなくせません。

お金を貯めたいならグラフ化して分析。最後に節約の順です。

客観的にお金の使い方を目で見て、無駄に気づくことができます。

支出を分析したい場合、分類先を予め決めておくことは重要



食費と外食費、習い事は固定費なのか投資のどっちなのか、税金まで家計簿につける必要があるのか。

こういった細部のルールはお金を使った動機と、家計簿のデータをグラフ化したとき自分はどうしたいかの2つを考えて仕分けしてみましょう。

家計簿に決まりはありません。

添削や仕分けは自分の管理方法に合うものを採用してください。

ここまでのまとめ

分析型家計簿は分類先を予め決定しておくとラク

家計簿に絶対ルールはないので後から添削してオリジナル性を持たせる

お金を貯めたいなら雑費項目は作るな

雑費だけは使うのはやめましょう。

といっても、どんな支出でも5項目のどこかに分類されるため不必要な項目ですが。



雑費とは、こまごました種々の費用のことです。

要は「何でも入れちゃえ項目」。

相談者
よくわかんないし、雑費でいっか!

空き缶だろうが、ペットボトルだろうが、紙コップだろうが分別関係なしになっている路上のごみ箱のような家計簿になる危険性が伴います。

雑費とはそういう項目です。


1番最悪なのは、言い訳癖がつくこと。

『お金をどのように使ったかを意識する』

そんな家計簿の良い部分も雑費はかき消してしまいます。



私自身も事務勤めとの時に使っていた経験があり、家計簿でも使ってみたところ、

まぁ~、お金が貯まらんわな。

実体験からしても、おすすめしない項目です。

ここまでのまとめ

雑費は使うなキケン!

まとり
いかがでしたでしょうか。

あなたは概算型でしたか?
それとも分析型でしたか?

あなたの目的に沿って、支出項目を選択していただけたらと思います。