【失敗談】1年間袋分け家計簿をやったけどやめた理由

こんにちは、まとりです。

あなたは家計管理をどうやっていますか?

家計管理の方法を調べたことがあるなら、一度は聞いたことがある『袋分け家計簿』。




今日はそんな袋分け家計簿に挑戦して、挫折したという話です。



「簡単」「誰でもできる」「知らない間に貯金が貯まる」



ネットでそんな話を見かけ、

まとり
わ~、なんだか私にもできそう。

そんなこんなで1年間やってみました。

が、失敗。

「実践していた袋分け方法の方法」、「辞めた理由」、「どんな人が袋分け家計簿に向いているのか」の3つをご紹介します。

こんな人におすすめの記事

袋分け家計簿について知りたい人

家計管理方法を知りたい人

袋分け家計簿の方法

私の袋分け家計簿で「変動費」を管理していました。

具体的には、食費・生活消耗品・医療費・交通費・ペット費遊興費・被服美容費・交際費の8つ。

固定費は大体決まった額がクレカや口座引き落としで自動支払いなので省きました。




現金を管理するのに、封筒を使用。


使う封筒は、このようなセリアのカラー封筒。

こういう時100均は便利ですよね。

袋分け家計簿のやり方は以下の通りです。

予算を決めて封筒に現金投入

月単位で予算を立てて指定した封筒に現金を入れます。

それとは別に財布にクレカや現金を入れておく。


(週単位でやっている人もいるので期間は好みで大丈夫)



手書き家計簿を付けていたので、おおよその予算は把握済み。

分からないよって人は、ちょっと多めかな?くらい入れておいて、徐々に自分の使う金額を把握していけばいいでしょう。

普通に暮らしてみてどれくらい使っているのかを知ることも、家計把握には必要ですからね。

支払いがあれば財布から出金

読者
その封筒ってずっと持ち歩くの?

っていう疑問を感じる方もいると思いますが、私は持ち歩きません。


どんな支払い方でも、財布からひとまず支出します。

帰宅後、財布から使った分だけ項目封筒から補充。


こうして予算をうまくやりくりします。

クレカなどのキャッシュレス支払いの対処法

目に見えないクレカや電子マネーなどのキャッシュレスによる支払いはどうするのか?


予算封筒から口座行き封筒へ移動させるだけです。


口座行き封筒とは、キャッシュレス支払いの引き落とし口座用の封筒のことですね。

給料日に口座封筒のお金を引き落とし口座に振り込めばオッケー。

ここまでのまとめ

変動費を封筒に小分けして管理していた

支払いは財布にあるお金で済ませ、帰宅後封筒から補充する


キャッシュレス払いの時は該当する「支出項目封筒」から「口座用封筒」にお金を移動する

小分け家計簿を辞めた原因

原因は4つあります。

・予算以内に収まらない
・お金を頻繁に触る
・小銭をストックしておくのが嫌だった
・現金払いを滅多にしない




一つずつ解説していきますね。

予算以内に収まらない

あなたは『まとめ買い』ってしますか?

私は年1回のまとめ買いとかザラにします。



何をまとめ買いするのかと言うと、シャンプーやハンドソープなどの日用消耗品1年分。

洗濯洗剤もでかい業務用のものを2,3個を1回で購入。

あとおむつやミルク缶なんかもまとめ買いしちゃいます。



なぜまとめ買いするのかと言うと、その方がお得だから。

小さな詰め替えを買うより、業務用の詰め替えを買ったほうが割安。

さらに、利用サイトのポイント高還元率の時に買えばもっとお得に。



日用消耗品なんて、こんなんナンボあってもいいですからね。

そりゃ、まとめ買いしちゃいますよ。



その代償として、予算内に収まらない。

赤字を見るのは精神的にストレスでしかなかったなぁ。

お金を頻繁に触る

袋分け家計簿は支出があった夜、補充するために必ずお金を触ります。

これは手間だなと思った部分でもあります。




そして何より、『補充する回数=予算に収まらない現状』を見る回数でもあります。

まとり
自ら傷に塩を塗りたくるようなマゾ行為は、一体なんなのかしら??

なんてイライラしつつ続けていましたが、3カ月もすると、

まとり
労力と貯金額が見合ってない気がする……。

家計簿を付けるたび、モチベーションが急激に落ちる私なのでした。

お金に関する夫婦喧嘩も増えた時期でもあります。

小銭をストックしておくのが嫌だった

私自身、小銭を財布に入れたくないタイプです。

分かってくれる人は分かってくれると思うんですが、

248円の支払いでも303円支払って、55円という最小の硬貨枚数を受け取りたい!!



しかし、補充のためにわざと小銭を使わないようにしていました。

現金支払いのたび出したい小銭を出せないってのは、歩行に支障がない程度の小石がスニーカーに入っちゃってるくらい気になりました。


財布と封筒の中でお金を行き来させると、小銭の管理が面倒に感じることもしばしば。

現金払いを滅多にしない

あなたは現金支払いって月にどれくらいしますか?

私が現金で支払いすることって月に5回もありません。

月に2~3回行くスーパーだけ現金支払いしてます。



キャッシュレスがメインになると、お金を封筒から封筒へ移動させる手間だけが増えている気がして、

まとり
え?これで節約できてる?

現金じゃなくて、数字で書けばそれでいいんじゃね??

なんて言う素朴な疑問が浮かびました。


キャッシュレス化が進んできる現代では、封筒間のお金移動がメインになる気がします。

ここまでのまとめ

予算を守れないところで躓くと、モチベーションが上がらない家計簿術だった

袋分け家計簿を辞めた理由

根本的に「相性が悪かった」ってことですね、ハイ。


「悪循環が出来上がっていた」という表現がしっくりくるかもしれません。


➡赤字を見る回数が多くてモチベーションが下がる

➡モチベーションが下がれば家計簿を付ける意味を考え出す

➡家計簿を放棄


みたいな負の連鎖ですよね~。




あなたは『家計簿が続かない』なんてことありませんか?

手書きとエクセルの併用家計簿を付け始めて3年になる私から言わせると、家計簿なんて

嫌々やるもんじゃねぇ。

って話なんですよ。

好きこそものの上手なれ。好きじゃなきゃ続かないのは当たり前なんです。



つまり、あなたの目的と方法がピッタリ合っていれば、家計簿が続けられるってことです。




そう考えると、袋分け家計簿は私の支払いスタイルだったり、手間と労力を考えた結果、私とは合わなかった。

ここまでのまとめ

相性が悪い家計簿だったら続けなくていい

他の方法を探して、楽しく前向きに家計簿を付けよう

どんな人が袋分け家計簿に向いているのか

私が思う袋分け家計簿に向いている人は2種類。

・少人数で生計を立ててている人

・現金主義者



かなり人を選ぶ家計簿術だと思います。

詳しく解説しますね。

少人数で生計を立ててている人

「独身」「夫婦のみ」「高齢者」の事ですね。


少人数で生活している家計は子持ち家庭に比べ、支出がかなり安定しています。

「週2万円で生活して」といわれても、無駄遣いさえしなければ生活できます。



一方、子持ち家庭なんかはそれが至難の業。

特にまとめ買いする人は不向きです。

ミルク1缶で2千円弱、おむつも2千円ですから乳児がいるだけで週3~4千円。

私は両方まとめ買いして、週1万超えの支出とかよくありました。




やってみた経験からすると、袋分け家計簿は世帯状況に大きく左右される家計簿術だと言えます。

現金主義者

そしてもう1つの現金主義者向け。

先ほども言いましたが、キャッシュレスがメインだと「封筒から封筒へお金を移動させているだけ」に感じました。


逆に、ほとんどが現金支払いの方にはピッタリです。

手元にあるお金で生活したらいいわけですから、非常にわかりやすいという利点があります。



袋分け家計簿自体が昔からある古典的な家計管理法でもあります。

現金主義者で目標を守れる!

そんな方とは相性抜群です。

ここまでのまとめ

「世帯数が少人数・ほぼ現金払い・自分を律することができる」人は相性抜群!!

袋分け家計簿以外の家計管理も挑戦してみよう

読者
家計簿ってどうしても長く続かないのよね。

って思ってるそこのあなた。

あなたが楽しく続けられる家計簿がこの世に絶対あります。

ただ出会っていないだけ。



ご飯を食べる事すらも面倒だなと感じる私だって、家計簿を3年以上継続できています。



世の中にはメモ用紙1枚で家計簿って人もいれば、何を買ったか1品ずつ細かく書いて家計簿って言う人もいます。

ファッションと同じで、自分に似合うものを探せれば家計簿で悩むこともありません。



今はネットでいろんな情報がはいりますからね~。

家計簿術を色々見て、挑戦してはどうでしょうか?

1度の経験で挫折しないで「ダメなら次々~」くらいのスタンスで大丈夫





最後にあなたが家計簿を続けられない理由についての記事をご紹介しようと思います。


これさえ読めば、あなたがどこで家計簿嫌いになっているのかわかりますよ。

家計改善方法も書いてあるので、お金をもっと貯めたい人必見です。

まとり
いかがでしたか?

袋分け家計簿は、目で見て無駄遣いを減らせる目的としては良いと思います。

子供がいない家庭ならトライしてもいいのではないでしょうか。


今日はここまで。またお会いしましょう!